冷え太りの原因は陽虚だった! 東洋医学が教える代謝アップダイエット

食べる量は少ないのに、なぜか太る…手足が冷えて、朝から体が重い。身体がむくみやすく触ると冷たい。

そんな悩みを抱えている人は東洋医学の陽虚(ようきょ)タイプかもしれません。

東洋医学では体を温める力が弱まると、代謝が落ちて脂肪や水分が溜まりやすくなると考えます。

今回は、陽虚が太る原因と、痩せる身体を作る東洋医学的ケアと陽虚を解消するツボをお伝えします。

陽虚が太る原因

陽とは体を温めるエネルギーの事で、陽が不足した陽虚は体の内側が冷えて代謝が落ちてしまいます。

陽虚の状態になると胃腸の働きが弱まり消化吸収が低下し、食欲は少ないのに脂肪と水分が燃えにくく冷え太りを起こします。

特に骨盤回りに脂肪や水分が溜まりやすく、皮膚は触ると冷たいのが特徴で下半身が太い洋なし型体型となります

このタイプは代謝が極端に低いので、汗をかきにくく運動しても体が温まりにくい体質です。

朝は顔がむくんでいて夜にかけては脚がむくみやすくなり、普段から気力も体力も少なめです。

普段から下痢をしやすく食後には膨満感があり、運動不足のために代謝がさらに落ちて太るという悪循環に陥っています

陽虚の効果的なダイエット

気力も体力も少ない陽虚タイプのダイエットは食事が重要で、体を温めて代謝を上げる事がポイントになります。

食事制限などをするよりもきちんと食べる事が重要で、冷たいサラダやアイスコーヒーは避けて温かいスープを食べる事が大切です。

特に朝は体を内側から温めることで代謝が目を覚ますので、朝にホットの飲み物を飲む習慣は大切です

ですが、陽虚体質の人は消化機能が低い人が多いので、まずは朝に白湯を飲んで胃腸を温めて元気にすることが大切です。

それから、朝に体を温める作用のある生姜や葱、ニラに鶏肉が入ったスープなどを飲むのがお勧めです。

昼の間にはシナモンや生姜、黒糖などを入れた紅茶を飲み、夜は早めに寝る事で代謝が上がり痩せやすくなります

痩せる身体を作るのツボストレッチ

痩せる身体を作るには気海(きかい)と腎兪(じんゆ)というツボを刺激して、冷えにくく燃える体へと変化させる事が大切です

気海はお腹の中心のおへその下の1寸5分で指2本分(3~4㎝)にあるツボで、腎兪はウエストの一番細いところの線上でおへその高さくらいで第2~3腰椎の間の外側で左右に1寸5分のところです。

この辺りを普段から擦ったり温めておくことが大切なので、寒い時期は腹巻をしておくのもお勧めです。

また、気海と腎兪を擦った後に腹式呼吸を行うことで、さらに体は温まり代謝が上がりやすくなります。

腹式呼吸では息を吸ってお腹を膨らませて、息を吐いてお腹を凹ませるときに気海と腎兪の辺りを凹ませるように意識しましょう

基本は息を吸うより吐く時間を長くした方が効果的なので、息を吐く時間を20秒くらいにするとより効果的です。

まとめ

陽虚タイプは冷える事で代謝が下がる冷え太りです。

ダイエットのためには体を温めて代謝が上がる食事をする事です。

気海と腎兪を刺激して腹式呼吸をすると代謝が上がります。

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