身体の冷えを感じていませんか?
「以前より冷えやすくなった」
「温まりにくい」
「身体がだるい」
女性は特に40代から体温の低下が目立つようになります。
今回のブログを見れば、女性が冷えやすい原因と解消のための習慣が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
40代からの冷え
冷えの原因の一つに自律神経の乱れがあり、女性は特に40代頃から副交感神経の機能が低下して乱れやすくなります。
また、女性の場合は運動をしていても筋肉を合成する機能が低下しやすいので、自然とサルコペニアと呼ばれる筋肉量の減少が起こります。
さらに女性ホルモンのエストロゲンが減少する更年期の時期は、交感神経の働きも低下する事で筋肉の働きも悪くなります。
結果として筋肉は縮みっぱなしの状態になりやすく、最近では筋委縮との関連も指摘されています。
現代の問題点として指摘されるのが、過度な冷房や冷たい飲食などを歳を重ねても続けている事です。
最近では薄着で身体を冷やしている人が多く、さらに冷たい飲食を重ねる事で慢性的に血流が悪い状態に陥り冷えているのです。
気の乱れと症状
東洋医学では冷えは気の不足と考え、加齢に伴い気の不足が深刻化した状況と捉えます。
気という概念は東洋医学の特徴で、気・血・水が十分にあり巡っていれば健康は維持されると考えています。
ですが、ストレスや過労、睡眠不足、飲食の不摂生などが続く事で気は乱れやすくなります。
睡眠不足や飲食の不摂生が続けば気が不足しやすくなり、疲れたり冷えたりして風邪を引きやすくなったりします。
ストレスや過労で気の巡りが悪くなれば、イライラしやすく喉の詰まり感や溜息が増えてきます。
更年期の時期には頭では気の巡りが滞り、下半身には気が不足する冷えのぼせの状態に陥りやすくなります。
冷え性を解消する温め食材
40代からの冷え性を解消するポイントは、食事で身体を温める事と冷やす習慣を避ける事です。
身体を温める食材には羊肉や鶏肉、エビなどに加え、生姜や葱、ニンニク、シナモンなどの薬味類が効果的です。
また、普段から生姜湯やシナモンティーなどを飲む習慣もお勧めです。
避けたいのは身体を冷やす冷たい飲み物で、他にも生野菜サラダや刺身、南国フルーツなどがあります。
基本的に身体を温める習慣の意識も大切で、特にお腹や首周りは露出を控える事が大切になります。
睡眠不足や運動不足は気の不足を招くので、軽めの運動をしてしっかりと眠る事も身体を温めるポイントになります。
まとめ
女性の冷え性は40代くらいから悪化します。
東洋医学から見れば気の不足や滞りが原因となります。
解消するには身体を温める薬膳や生活習慣が必要になります。
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