元気が出ず疲れやすい気虚体質の養生法

毎日、身体のダルさに悩んでいませんか?

「朝からダルイ」

「夕方にはクタクタだ」

「疲れたら何日も引きずる」

こんな状態を東洋医学では気虚と呼んでいます。

今回のブログを見れば気虚になった時の回復の仕方と薬膳、やっておきたい朝のルーティーンが分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

気虚体質の養生法

気虚体質の人は元から身体が弱く回復力も低いので、無理をしない事が基本となります。

無理をしないとは言っても運動不足も問題となるので、大切なのは自分の限界を見極めて程よく身体を動かす事です

気虚体質の人は虚弱の傾向はありますが、少しずつでも鍛えていけば身体は変わるので運動の習慣を続ける事が大切です。

基本的に身体を動かして筋肉がつけば基礎体温が上がり、基礎体温が上がる事で胃腸など内臓の機能も高まります。

身体を強くする習慣は運動と食事、睡眠のバランスですが、気虚体質の人はまず運動する習慣が大切になります

体温が低いままに食事をしても思うように消化吸収は出来ないので、食事に加えて運動する習慣は何より大切になります。

気虚の薬膳

気虚を解消する作用は薬膳では補気類と呼ばれ、補気類に多いのは炭水化物を多く含む米が代表食材です。

他にも豆類や芋類、キノコ類があり、魚や肉も補気の食材となり中でも山芋は漢方薬としても重宝されています

これらの食事は全身の気虚症状に効果があり、気虚の中でも消化器を強くする効果があります。

調理法としては消化に負担の少ない煮込み料理がメインで、お粥やスープ、鍋料理などが基本となります

逆に冷たい物や生もの、脂っこいものなど消化に負担のかかる食事は控え、夜遅くの食事はこれらの食事は少なめにしましょう。

そして一度にたくさん食べるのは負担となるので、少量ずつに分けて食べるのも大切になります。

朝の気の巡らせ方

朝は体温が下がっているので、まずは体温を高めて気を高める事が1日を始めるために重要になります。

特に気虚体質の人は朝に低体温で低血圧の傾向があるので、深呼吸を意識して体操をする事が大切です。

まずはカーテンを開けて太陽の光を浴び、白湯を飲んでから深呼吸を10回ほど行いましょう

それだけでも代謝が上がりホルモンバランスが整うので、朝食の栄養を取り込みやすくなります。

時間に余裕があればラジオ体操を行い、身体をしっかりと伸ばす事が低血圧の解消につながります

身体が温まり筋肉が緩むことで心身ともに活動しやすくなるので、食事の前にきちんと呼吸と体操を行うようにしましょう。

まとめ

気虚体質の人は無理のない範囲で運動を続ける事が大切です。

気虚を解消するには炭水化物が多い食材を温かい料理でいただきましょう。

普段から朝は太陽の光を浴びて白湯を飲み、深呼吸をしてラジオ体操するのがお勧めです。

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祝日はお休みです。

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