「歩きすぎたら足裏が痛くなった」
「なかなか痛みが引かない」
「朝から足裏の痛みが辛い」
湿度が高い時期はこんな足底筋膜炎の症状が増えてきます。
足底筋膜炎は放っておくと長引くことが多いので、今回は簡単に足底筋膜炎の痛みを解消する方法を紹介します。
こちらのブログでは様々な不調を解消するのに必要なことを東洋医学の視点から解説しているので、良かったら最後までお付き合いください。
足底筋膜炎とは
足底筋膜炎とは足の裏にある足底筋膜と呼ばれる部分に炎症が起こり痛みを生じる疾患です。
きっかけは人によって様々ですが長時間の立ち仕事や歩き仕事がきっかけになったり、合わない靴で足裏に負担がかかったりする事で痛みが生じる事が多いです。
そもそも扁平足や足首が硬い人は足裏に負担がかかりやすいので、足底筋膜炎になりやすいと考えられています。
整形外科などの主な治療法としてはストレッチや靴の中にインソールを装着することなどがあり、ステロイド注射などで炎症を抑える場合もあります。
現代医学では約9割の患者は保存療法により12ヶ月以内に症状が改善すると言われています。
最近では体外衝撃波などの治療器を導入する整形外科も増えています。
体外衝撃波の体験談
歩き過ぎて足底筋膜炎になった人の体験談ですが、当初は湿布や鎮痛剤をもらっていただけでは痛みが改善されずに悪化したとの事です。
悪化してからは起床後の第一歩がとても痛く、外出もしづらい状況だったそうです。
そこで色々と検索して体外衝撃波による治療を知り、さっそく受けたとの事です。
初回の治療を受けてから3ヶ月ほど経ってだいぶ歩けるようになったとの事ですが、やはり歩き過ぎると痛みを感じていたそうです。
半年以上たってから2回目を受けてから歩ける距離は伸びていったとの事ですが、元気になるまでに1年以上も時間がかかったそうです。
多くの場合で1年以上も時間が経てば足底筋膜炎はマシになる傾向にあります。
体外衝撃波は血流を高める事で、痛みや炎症を軽減する目的で使われます。
また、患部に衝撃波を当てる事で痛覚を麻痺させて細胞の修復を促すと考えられています。
東洋医学
東洋医学では足底筋膜炎による痛みは、老廃物が蓄積している水滞の状態と考えます。
水滞とは足が浮腫んでいる状態で、足首が硬い人や全身の血液やリンパの流れが悪い人は浮腫みやすくなります。
そのため、足底筋膜炎の解消には老廃物の排泄と、血液やリンパの流れを高める必要があると考えます。
放っておいても足底筋膜炎の痛みはマシになると言いますが、それは身体のどこかに負担を分散することで痛みにくくしているに過ぎません。
浮腫みを解消して本来の身体の動きを取り戻せば、痛みにくい身体を作る事が可能なのです。
そのために必要なのが老廃物の排泄を促す麦茶やコーン茶などで、しっかりと水分を摂って尿量を増やすことです。
身体の老廃物の多くは尿として出ていくので、水分不足の人は老廃物が溜まりがちです。
足首が硬い人は老廃物が溜まりやすい体質なので、足首のストレッチなどは大切です。
また、アキレス腱のストレッチをする事で足裏の老廃物の排泄を促すことも大切です。
アキレス腱が伸びない人は図のように片膝を立てた姿勢から上体を前に出して足首を深く曲げて刺激しましょう。
その際に足首の前面中央にある解谿(かいけい)というツボに指を当てておくと効果的です。
まとめ
足底筋膜炎は足裏への負担が大きい時に起こります。
放っておいてもマシになりますが1年以上はかかる傾向にあります。
足裏への負担を軽くするには足の老廃物の排泄を促して浮腫みにくい身体にすることです。
⇒足底筋膜炎からの解放!大阪市北区で専門的なケアが待っています