「腰から足にかけて鋭い痛みがある」
「長くは歩けない」
「長時間の運転は出来なくなった」
これは脊柱管狭窄症を患った人の体験談です。
脊柱管狭窄症は起ってしまうと日常生活に大きな影響を及ぼします。
まだ大丈夫と思っている内に悪化して手術しないといけない場合もあるのです。
こちらでは実際に手術をした人の体験談と東洋医学から見たやっておきたかった予防法について書いています。
脊柱管狭窄症に悩まされた体験談
過去にヘルニアを患ったことのある男性が治療はしたものの毎年の様に腰痛に襲われていたそうです。
筋トレで身体を鍛えて腰痛はなんとかマシになり運動を楽しんでいましたが、50代の時に強烈な腰痛に襲われるようになったとの事です。
整形外科ではレントゲン検査のみで、安静にするように告げられたとの事です。
ですが時間が経っても症状が解消されるどころか、徐々に腰から左足にかけて鋭い痛みが出て歩くことさえ困難になっていました。
車の運転のような同じ姿勢を続けることは痛みで難しかったそうで、ついに手術を決断されました。
入院は3週間ほどで無事退院となったものの、リハビリをしながら3ヶ月が過ぎても自然な歩行は難しく今でもトレーニングを続けているとの事です。
脊柱管狭窄症の傾向
脊柱管狭窄症は50歳代からの発症が多く、男性の方が広範囲に狭窄が起こる事が多いです。
脊柱管狭窄症は加齢性の疾患で椎間板や骨の変形が問題となり、男性だと若い時の重労働が原因となる場合が多く見られます。
逆に女性の場合だと運動不足から筋力が低下しているために起こる人も多くいます。
背骨に限らず身体は使い過ぎても使わな過ぎても問題が起こります。
加齢に伴い筋肉量は減少するので、若い時と同じ行動をしていれば不具合が起こる可能性は高くなります。
東洋医学の予防法
脊柱管狭窄症に限らずですが、人間の身体は動かし過ぎても動きが少なくても問題となります。
そのため東洋医学では適度な運動を推奨しています。
適度な運動とは体全体を使う事なので、ラジオ体操やウォーキング、水泳などは特にお勧めです。
大切なのは身体の一部を動かすような機械を使った筋トレではなく、全身を動かせる自重の運動です。
人間の身体は自然な動きが出来ていれば老化しづらく、きちんと休息があれば回復するように出来ているのです。
だから室内でする運動よりも外に出た方が効果は高まりますし、ハイキングなどをするのもお勧めです。
大切なのは痛みを我慢して無理をせずに、物足りないくらいの運動を日々続けることです。
それが出来ていれば脊柱管狭窄症で手術までしないとダメなほど悪化することは稀と言えます。
まとめ
脊柱管狭窄症は安静にしているだけでは悪化して手術になることもあります。
傾向としては50歳代からの発症が多く、動き過ぎても運動不足でも起こりやすくなります。
一番の予防法は物足りないくらいの全身を使った自重の運動になります。
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