「認知症が怖い」
「いつまでも元気でいたい」
「脳が萎縮するってどういう事?」
こんな悩みを抱えていませんか?
人間はストレスが多いと脳内に偏桃体や海馬と呼ばれる部分が萎縮してアルツハイマー型認知症となります。
こちらではアルツハイマー型認知症のメカニズムと予防法について書いています。
偏桃体と海馬
扁桃体は脳内における情動の中枢としての役割を担っており、情動とは感情の動きでストレス反応などを起こします。
ストレスとは主に恐怖や不安、緊張に怒りなどのネガティブな感情に関わっています。
扁桃体では視覚や聴覚に情報が入った時に情報の細かい内容よりも、その情報が自身の命に関わるかどうかを瞬間的に判断します。
また、扁桃体は記憶を司る海馬と強い連絡を持っており、自分が過去に体験した事などから当時の感情を思い出していると言われます。
扁桃体は不安や恐怖などの感情を感じた時に活動するので、うつ病や不安障害、PTSDといった精神疾患の原因にも関係していると考えられています。
偏桃体の萎縮
過度なストレスや不安は脳を萎縮させる事が知られており、慢性的なストレスにより過剰に血管が収縮すると脳の神経細胞を破壊してしまう事もあるのです。
脳内において扁桃体はアクセルとして感情を起こし、海馬は偏桃体による感情の動きを抑えるブレーキとして働きます。
そのため、扁桃体がストレスで反応し続けると海馬のブレーキが加齢に伴いすり減り、扁桃体が暴走してさらにストレスを感じるという悪循環に陥ります。
そして偏桃体が興奮した状態が続くと脳はどんどんと萎縮してしまいアルツハイマー型認知症の原因にもなると言われています。
アルツハイマー型認知症は脳の神経細胞が萎縮して死んでしまう疾患で、初期症状は最近の事が思い出せなくなる事です。
芸能人の蛭子さんもアルツハイマー型認知症を公表されていました。
アルツハイマー型認知症の予防法
アルツハイマー型認知症の予防には脳の萎縮を防ぐことが大切で、萎縮を防ぐには偏桃体の興奮を鎮めるのが重要です。
そのために効果的なのがウォーキングです。
少し速足くらいのペースで30分ほどウォーキングすることは脳内の血流を高めるのに有効なことが分かっています。
ジムなどのウォーキングマシンでも効果はありますが、自然に触れることで偏桃体の興奮を鎮めるのにより効果的です。
近所でも良いので景色を見たり風を感じたりする事で効果がアップすることは科学的にも証明されています。
あれこれと考え過ぎずに自然を感じる事はストレスの解消に最も効果的なので、自分が好きな場所を歩くことが出来ればアルツハイマー型認知症の予防に最も効果的なのです。
まとめ
アルツハイマー型認知症の原因となるのは偏桃体や海馬の萎縮です。
ストレスを長く感じる事は偏桃体や海馬の萎縮につながります。
偏桃体や海馬の萎縮を防ぐのに最も効果的なのは自然を感じながらの速足のウォーキングになります。
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