頸椎ヘルニアの原因と予防する体操

「長時間のデスクワークで首がこりやすくなった」

「寝違えをすることが増えた」

「首が痛くて眠りづらい」

こんな悩みを抱えていませんか?

首のコリは放っておくと悪化して頚椎ヘルニアになる恐れがあります。

こちらでは頚椎ヘルニアになる原因と予防や対処法について書いています。

首の凝りが起こす症状

首には多くの筋肉と神経が複雑に絡み合っており、首の筋肉の血流が悪いと首コリが起こります。

特に首の上半分には神経や血管が集中しているので、首の筋肉に異常なこりが発生すると神経に悪影響します

首の骨は頚椎と呼ばれ、頸椎の動きが悪いと自律神経の乱れの原因となると言われています。

そのため頚椎の動きが悪い状態だと筋肉が過度に緊張し、首にコリを感じやすくなり余計に自律神経が乱れやすくなります。

自律神経が乱れると筋肉が過度に緊張して頚椎ヘルニアの原因となるのです。

頸椎ヘルニアとは

頸椎ヘルニアは頸椎の椎間板が飛び出すことで起こる疾患で、頸椎ヘルニアになると首や肩、腕に痛みや痺れが出ます

また痺れは出なくても指が思うように動かずに日常生活で不便する事もあります。

頸椎ヘルニアは背骨の間にあるクッションの役割をしている椎間板が加齢によって弾力性を失い後方に飛び出すことで起こります。

若い時に起こるのは主にスポーツなどですが、50歳くらいからはきっかけもなく発症することがあります。

主に悪い姿勢などが癖になっている人に起こりやすく、猫背の姿勢を長く続けていると頚椎ヘルニアのリスクが高まります。

頚椎ヘルニアを解消するには

痛みが強い時は首を無理に動かしてはいけませんが、痛みが治まってきたらまずは肩周りから動かしましょう。

やり方)

  1. 背筋を伸ばす
  2. 腕を広げると同時に上を向き息を吸う
  3. 戻しながら息を吐く

首を動かすと痛い人は腕だけ動かしましょう。

肩甲骨同士を近づけるイメージで腕を開きます。

首を動かすよりも肩甲骨を動かして、間接的に首の筋肉に刺激を入れた方が無難です。

頸椎ヘルニアは症状が悪化して歩行障害や排尿障害などを伴うようなら手術も検討されます。

まとめ

首のコリは血流が悪いと起こり、放っておくと自律神経の乱れを招きます。

自律神経が乱れると筋肉が過度に緊張して頚椎ヘルニアの原因となります。

普段から肩甲骨や首を動かして血流を高めることで予防できるのです。

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