「首がこると頭痛がすることがよくある。」
「ストレスがたまると、首コリがよりひどくなる。」
「朝起きた時から首がこっている」
こんな悩みを抱えていませんか?
首コリの原因は甲状腺にある場合もあります。
こちらでは甲状腺と首の関係と対処法について書いています。
甲状腺と首の関係
まず甲状腺の主な働きは新陳代謝を促進させて、脈拍や体温を一定に保ち自律神経を整えることです。
甲状腺の働きが弱くなると首の骨の動きが悪くなることがあり、肩こりや頭痛も起こりやすくなります。
甲状腺は喉仏の下にあり、普段は触れませんが腫れてくると触れます。
そんな甲状腺が腫れてくると身体の代謝が低下して甲状腺機能低下症となり、無気力や疲れやすさ、むくみ、記憶力低下、便秘などの症状が現れます。
逆に甲状腺の機能が亢進して腫れる場合はバセドウ病と呼ばれ、多汗や動悸、息切れなどが起こります。
甲状腺の機能低下は寒がりとなり、甲状腺の機能が亢進すれば暑がりとなります。
ですが、疲れやすさという点では同じなので甲状腺の症状はややこしいのです。
甲状腺の疾患が現れる年代
一般的に甲状腺機能低下の症状が現れるのは40代以降の女性が多くなります。
ですが甲状腺機能亢進症(バセドウ病)は20~30代に多いので、甲状腺機能亢進症の方が若い時から悩まされやすくなります。
甲状腺機能亢進症は一般的にストレスの影響が大きいと言われるので、普段からストレスを溜めない生活が大切です。
人間はストレスを感じると首の筋肉が緊張し、甲状腺にも影響して首のコリを悪化させます。
ストレスは精神的なものだけでなく、過労などの肉体的なものも含みます。
ストレスを溜めない生活習慣
甲状腺は交感神経を刺激するので、普段の生活では身体をリラックスさせて副交感神経を刺激するのが大切です。
普段から交感神経が優位だと甲状腺が働きづらくなるので、身体を温めて筋肉を緩ませる入浴は甲状腺を整えるのに有効です。
逆に身体が冷えた状態が続くとストレスとなり甲状腺の機能が乱れやすくなります。
散歩などでゆったりと身体を動かして深呼吸をするのもおすすめです。
だから温泉旅行などへ出かけるのは甲状腺の疾患があり首コリが辛い人にはおすすめです。
まとめ
甲状腺の機能である新陳代謝と自律神経を調節している。
甲状腺の機能が低下したり亢進したりするのは交感神経が優位な時。
そのため甲状腺の機能を整えるには身体を温めてリラックスするのが大切。
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