「毎日働きすぎて疲れが取れない。」
「仕事が忙しくてプライベートな時間がない。」
「睡眠不足でイライラしやすくなった。」
こんな悩みを抱えていませんか？
人間は疲れが溜まってくると重大な不調が起こってきます。
こちらでは、過労の時に起こる症状と元気を取り戻す対処法について書いています。
過労とは
過労になる仕事量は人によって違いますが、次の日に疲れが残らないのは睡眠時間の倍までと言われます。
6時間の睡眠なら12時間までの労働がギリギリの範囲なので、それを超えて働いたり睡眠不足になったりすると過労と言えるのです。
過労の状態が長く続けば脳や心臓の負担が増えて過労死のリスクが高まります。
過労の状態は高血圧を引き起こし、高血圧の状態が長く続くことで心臓の負担が大きくなるからです。
また、過労死までいかなくてもパニックやうつ症状といった精神疾患などが発症するリスクがあります。
同様に過度なストレスも過労の危険があり、眠れないほどのストレスは危険と言えます。
- 長時間労働や残業を
- 過度な業務量
- 強い心理的負荷
などが続けば脳と心臓には強い負荷がかかります。
脳や心臓に強い負荷がかかると
脳や心臓に強い負荷がかかった状態は高血圧となっており、身体は高血圧を解消させるために降圧ホルモンであるブラジキニンを分泌します。
ブラジキニンは血管を拡張させますが発痛物質としても知られ、ストレスで頭痛がする時にはブラジキニンが多く分泌されています。
他にも心房性ナトリウム利尿ペプチドというホルモンは排尿を促すので、このホルモンの分泌量が増えると夜間頻尿となるのが特徴です。
頭痛が起きれば痛いことがストレスとなり悪循環に陥ります。
また、夜にトイレに起きると睡眠の質が低下して余計にストレスに弱くなります。
血圧を下げるには
ストレスによる脳や心臓への負担は女性の方が少ないことが知られています。
それは女性ホルモンであるエストロゲンに降圧作用があるからです。
エストロゲンの助けを借りられない男性の方が仕事によるうつ症状にはなりやすく、女性が弱る時にはエストロゲンの分泌が減っています。
睡眠不足は身体を水分不足にするのと、性ホルモンなどの分泌が不足します。
だから睡眠不足が続いている人は、まずは6時間以上の睡眠時間を確保しましょう。
眠れない時には副交感神経を刺激することが有効で、ラベンダーのアロマなど香りを嗅ぐのも効果的です。
血圧を下げるためのポイントは水分補給と副交感神経の刺激なので、香りのある紅茶やジャスミンティーは水分補給も出来ておすすめです。
まとめ
睡眠時間に対して労働時間が長すぎる状態が過労です。
過労の状態が続くと高血圧となり脳と心臓の負担が増えて痛みやすくなる。
睡眠時間を確保して水分補給をすることが大切です。