「他の人が快適でも自分は寒い」
「すぐに手の指が冷たくなる」
「冬の初めは特に辛い」
こんな悩みを抱えていませんか?
冷え性は個人差が大きい感覚です。
こちらでは冷え性の個人差が起きる東洋医学の視点を交えた原因と対処法について書いています。
指先が冷えるのは何故か
寒くなってくると指先が冷えるのは当然ですが、冷えた手が温かくならないのは体温の調節機能がうまく機能していないからです。
体温は血液が流れることで一定の温度を保つことが可能ですが、血流が悪い人は冷えた指先がいつまでも温かくなりません。
血流が悪い原因には筋力不足や運動不足などが関係し、生活習慣による自律神経の乱れや動脈硬化なども潜んでいます。
また、コーヒーや緑茶などの身体を冷やす飲み物が習慣になっている場合もあります。
東洋医学から見た指先の冷え
指先の冷えを東洋医学から考えると、
の二つに分けられます。
熱量の不足は運動や食事などで補うのが基本です。
運動はウォーキングなどを行い、熱を作る食事は生姜やシナモンなどです。
紅茶も身体を温めるので、生姜やシナモンを入れて飲めば効果が倍増します。
血流が悪い瘀血なら体操で血流を良くするのが基本で、手の指なら肩関節を足の指なら股関節を刺激します。
指先を温めるスマート筋トレ
手の指を温めるには、指から肩の筋肉を刺激するのが効果的です。
筋肉は縮めてから緩めることで血流が良くなります。
やり方)
- 大きく息を吸い込む
- こぶしを握りこんで肩をすくめて息を止める
- 息を吐いて手と肩を緩める
息は3~5秒ほど止めてから吐き出すと少し心臓がドキドキします。
心臓がドキドキするくらいに刺激すると血流が良くなり瘀血の状態が解消されます。
まとめ
指先が冷えるのは血流が悪いか熱を作れていないのが原因です。
熱量が不足しているなら紅茶に生姜やシナモンを入れて飲みましょう。
指先の血流の悪さは握りこみと呼吸で解消すれば冷えにくくなっていきます。