「疲れがとれなくなった」
「寒さに弱くなり年齢を感じている、、」
「足腰のだるさがひどい」
こんな悩みを抱えていませんか?
こんな症状は東洋医学から見れば陽虚です。
こちらでは、東洋医学から見た陽虚の原因と対処法について書いています。
陽虚とは
陽虚は気虚が悪化した状態で、気の温煦作用が低下しているので気血水の滞りも起こりやすくなります。
そんな陽虚は加齢とともに現れやすくなりますが、身体が出来上がっていない子供の時にもよく見られます。
陽虚になりやすいのは脾・心・腎であり、それらが陽虚になると寒邪に負けやすくなります。
陽虚の特徴としては、
- 冷感
- 疲労感
- 食欲不振
- 下痢
などがあります。
脾陽虚では主に消化不良が起きやすく、下痢や軟便が起きやすくなります。
脾陽虚の主な原因は冷たいものの摂りすぎで胃を冷やしたことによります。
これが心陽虚だと精神不安や不眠なども現れ、主に精神ストレスや不規則な生活習慣が原因となります。
腎陽虚の場合では低血圧や下半身のダルさや痛みが起こり、寒邪が主な原因です。
基本的に疲労感が強くて免疫力が低下するので、病気にかかりやすくなります。
陽虚を解消するスマート筋トレ
陽虚を解消するには代謝を高める動きが大切です。
代謝を高めるには深呼吸と下半身の運動が効果的で、下半身の動きに合わせて呼吸を行えば代謝量が大きくアップします。
やり方)
- 立位で足を肩幅に開き両手を上にあげながら息を吸い込み
- 腕を下ろすときに軽く膝を曲げて息を吐く
- 膝を曲げたまま息を吐き続け腕を前後に降る
10回ほど繰り返します。
普段から繰り返し行うことで呼吸が深くなって筋肉の動きも良くなります。
基本的に陽虚になる人は筋肉の動きが悪いですが、繰り返し行うことで柔らかくなってきます。
まとめ
陽虚は気虚が悪化した状態で、子供時や加齢とともに起こりやすくなる症状です。
代謝の低下に伴い消化不良や下痢、冷え性などが起こるので分かりやすい症状と言えます。
そういった症状を感じたら体操をして代謝を高めましょう。