へバーデン結節になる人の多くは浮腫みやすいのが特徴です。
浮腫みやすい人は指に限らず関節が変形しやすくなります。
だから変形を防ごうと思えば、浮腫みを解消することが大切です。
今回は浮腫みを解消するリンパ体操を紹介します
へバーデン結節の原因
へバーデン結節の原因の一つは浮腫みです。
指が浮腫むことで痛むので、雨の日に特に痛みます。
また、食生活でも塩分が多い人やアルコールの過剰摂取が目立つ人は痛みやすくなります。
こういう人はリンパの流れが悪く、指でなく肩回りのリンパの流れが悪くなっています。
リンパには六つの大きなリンパ節があり、肩回りには鎖骨下リンパ節と腋窩リンパ節があります。
指が腫れて痛む人の多くは、鎖骨下リンパ節か腋窩リンパ節の流れが滞っているのが特徴です。
浮腫みの特徴
浮腫みが原因の場合だと、指は腫れがひどくなるので曲げられません。
指の関節が腫れあがると動きが制限されるので、指を握り込むことが出来ません。
指が腫れて痛むので、朝起きた後が最も痛むタイプです。
浮腫みがひどくなるのは、身体が冷えた時と血流が悪い時です。
そのため普段から運動不足で代謝の低い人ほど浮腫みはひどくなります。
リンパ体操
リンパの流れは全身でつながっています。
だから指のリンパの流れが悪いとは言っても、指周りのリンパマッサージをしても一時的で長くはもちません。
ですが、リンパの流れを左右する鎖骨下リンパ節と腋窩リンパ節を刺激することで流れの良い状態を保つことが可能なのです。
やり方)
- 腋をつまむ
- つまんだ状態で肩を回す
- 前後に10回ずつ回す
リンパの流れが悪いと痛みが強いですが、リンパの流れが良い状態だと痛くはありません。
やり方)
- 鎖骨を指でつまむ
- 腕を上下に動かす
- 鎖骨の上下を外から内に擦る
鎖骨は指でつまむことが可能ですが、流れが悪い人は鎖骨をつまむことが出来ません。
そんな人でも普段から鎖骨の上下を刺激することで、鎖骨をつまめるようになります。
まとめ
現代人はリンパの流れが悪い人が目立ちます。
リンパの流れは筋肉の動きに左右されるからです。
理想は運動をして汗をかくことですが、時間が無い人はリンパ節を刺激して流れを良くしましょう