喉の痛みや咳を甘く見ていませんか?
「喉の痛みが続いている」
「乾いた咳が出る」
「痰が絡む」
こんな状態が長く続くと身体の機能が低下します。
今回のブログを見れば喉の痛みや咳のメカニズムと、それらの対処法までが分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
気管支炎とは
喉の問題となりやすい気管支炎は気管支に炎症が起こることで喉の痛みや咳、痰などの症状が現れる疾患です。
喉の痛みや不快感を伴い、乾いた咳から始まり痰が絡む咳へと変化します。
基本的に喉で炎症が起こっていると発熱しやすく、声がかすれたり倦怠感や食欲不振が出たりと風邪のような症状も伴います。
気管支炎の場合は痰の種類によって対処が変わり、乾いた咳の時には喉を潤すための水分補給が必要となります。
痰が増えてきたら水分代謝を高めて、痰をきちんと排泄する事が解消のポイントとなるので生姜や紫蘇などの薬味がお勧めとなりります。
乾いた咳なら水分不足が原因で、痰が絡む咳なら浮腫みが原因となります。
喉の痛み
喉の痛みは炎症が原因で起こり、ウイルスや細菌による感染症などが炎症の原因となります。
他にも乾燥や刺激物の摂り過ぎなどによっても起こり、お酒やタバコなどの習慣が原因の場合もあります。
最も多いのが風邪による炎症ですが、最近では食物アレルギーなどによって起こる人も増えています。
逆流性食道炎による逆流した胃酸が原因で炎症を起こす人もいて、その場合は食べ過ぎなどの食生活に問題が潜んでいる場合が多いのです。
喉の痛みの多くは炎症であり、炎症が起こるという事は老廃物が出やすいので尿をしっかりと排出する必要があります。
扁桃炎などが長期化すると腎機能の低下を招く場合があり、腎機能の低下から強い喉の渇きや頻尿を招く場合があります。
喉を守るには
喉の痛みや乾いた咳は喉の炎症がきっかけで起こり、喉の炎症を早く鎮めるために必要なのが抗菌や殺菌の作用を持つ飲み物です。
昔から抗菌薬として重宝されてきたのがハチミツで、細菌などの増殖を抑えるだけでなく喉を保護してくれます。
また、緑茶や紅茶などに含まれるカテキンなどには殺菌作用があるので、内科の医師などがこまめに飲んでいる事でも話題になりました。
そして抗炎症作用があるのが生姜で、炎症による喉の痛みや違和感を解消するのに役立ちます。
そのため、喉の炎症が起こりやすい冬にはハチミツを溶かした生姜紅茶などを飲むのはとてもお勧めです。
炎症は水分不足からも起こりやすくなるので、冬は意識的にこまめな水分補給も心がけましょう。
まとめ
喉の痛みは炎症で起こり、痰は水分代謝の低下で起こります。
喉の痛みを放っておくと腎機能の低下を招くリスクもあります。
お勧めなのは蜂蜜を入れた生姜紅茶で細菌を減らして水分補給をする事です。
⇒息苦しさからの解放!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます