指が痛いときに原因はハッキリと分かりますか?
「指が痛む」
「心当たりがない」
「たまにある」
指が痛む原因は色々とあるのでハッキリと分からない事が多くあります。
今回のブログを見れば指が痛む原因がハッキリと分かり、痛ませない方法も分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
指の関節とは
指の関節が痛むときは怪我があれば骨折や腱の損傷などを疑いますが、家事や仕事などでの使いすぎが関係しそうなら腱鞘炎などが考えられます。
また、加齢に伴い軟骨がすり減ってくると関節は痛みやすくなり、痛みを我慢していると軟骨のすり減りが加速します。
特に女性はホルモンの減少がきっかけで軟骨がすり減りやすくなり、ヘバーデン結節やブシャール結節などの関節症が起こりやすくなります。
軟骨のすり減りは自覚できませんが軟骨がすり減った関節は腫れや痛みが出やすく、骨の変形などを伴う事で 動かしにくさを感じるようになります。
その他にも指が痛む原因には関節リウマチや痛風などによる炎症の場合もあり、リウマチや痛風は強烈な痛みを生じます。
腱鞘炎のような使い過ぎによる炎症だと、朝方は症状が強いですが日中は使っていると症状が軽減するのが特徴です。
変形性関節症
指の変形性関節症の場合は更年期に起こりやすく、指の関節に腫れや痛み、発赤に変形などが出ます。
人によっては指の関節のこわばりの原因は、加齢や遺伝に加えて女性ホルモンの減少があります。
多少の腫れや痛みなら鎮痛剤やストレッチ、運動などによって症状はマシになる傾向にあります。
交感神経が過剰に興奮して筋肉を緊張させていると、関節への圧力が高まることで変形性の指関節症を引き起こす事もあります。
筋肉の緊張が過剰だと、そんなに手作業が多くなくても指関節には負担がかかり痛む様にになります。
また、筋肉の緊張は軟骨などの修復を遅らせるので、余計に軟骨のすり減りが加速する事になります。
対処法
変形性の指関節症を予防するのに大切なのは筋肉を緩める事なので、副交感神経を刺激して交感神経を鎮める事も大切になります。
軽めの運動などは副交感神経を優位にして交感神経を鎮めますが、ストレッチなどを痛いほどに行うと逆効果の事もあります。
大切なのは筋肉の緊張を緩めて関節液の流れを高める事なので、ラジオ体操をしながら深呼吸を意識するのが効果的です。
加齢に伴う軟骨のすり減りや女性ホルモンの減少は食い止められませんが、身体をリラックスさせることで痛みにくい身体は作れます。
大切なのは運動不足にならないように気をつけて、普段から自律神経を整える生活習慣を身につける事です。
特に大切なのは外に出て日光を浴びて、ラジオ体操と深呼吸を意識して身体の隅々まで血液を届ける事になります。
まとめ
指の関節が痛む原因は軟骨のすり減りや炎症などがあります。
特に交感神経が優位だと筋肉の緊張から起こりやすくなります。
大切なのは身体をリラックスさせられるように外出して深呼吸しながら身体を動かす事です。