心身ともに疲れていませんか?
「身体が重く感じる」
「疲れが抜けない」
「やる気が出ない」
こんな状態はアドレナリンやノルアドレナリンが不足しているかもしれません。
今回のブログを見ればアドレナリンやノルアドレナリンの効能に分泌をコントロールする方法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
身体を動かすホルモン
身体を動かそうと思えば必要なのは心拍数や血圧を高める事で、心拍数や血圧が低いままでは身体は思うように動きません。
身体を動かすのに必要となるのがアドレナリンで、主な作用は心拍数や心拍出量を上昇させることです。
交感神経が興奮することによって分泌が高まりますが、脳内ではほとんど分泌されずに副腎髄質で主に分泌されます。
精神的な作用には関与していませんが、目の前の恐怖や不安に対して心拍数と心拍出量を増やす事で身体を戦闘モードに切り替えます。
アドレナリンは肝臓のグリコーゲンや脂肪を分解してエネルギーを作る反面、消化器官を抑制する作用もあるので便秘の原因ともなります。
始めに脳内でドーパミンが分泌され、ノルアドレナリンを経て主に副腎髄質からアドレナリンとして分泌されます。
ノルアドレナリンとは
ノルアドレナリンは脳内と自律神経の神経伝達物質であり、副腎髄質から分泌されるホルモンとしての役割もあります。
ノルアドレナリンはアドレナリンと違って寒暖差や人間関係などのストレスでも分泌され、痛みやかゆみなどもスイッチとなります。
アドレナリンとの違いは脳への影響で、集中力を高めたり積極性な行動を起こすことにも役立ちます。
ノルアドレナリンが不足すると意欲や集中力の低下につながりますが、過剰になるとパニック障害の原因ともなります。
ドーパミンは脳内で喜びや幸せを感じさせ、ノルアドレナリンは恐怖や怒り、不安などの感情に作用します。
ノルアドレナリンは脳が高い機能を発揮するために必要で、不足すると認知症の原因にもなります。
アドレナリンを増やすには
アドレナリンは分泌を増やすのが割と簡単で、筋トレや短距離ダッシュなどで心拍数を上げれば分泌量が増えます。
他にも体温を上げる事はアドレナリンの分泌を増やし、朝に熱いシャワーを浴びてもアドレナリンが増えて意欲が高まります。
サウナなどで身体を温めると交感神経が刺激されアドレナリンやノルアドレナリンが分泌され、その後に水風呂に浸かると副交感神経が優位になりリラックスモードに切り替わります。
すると身体はリラックスしているのに、頭は血中ホルモンによって冴えている「整う」という状態になります。
こうした温冷浴は自律神経を整えるのに有効で、アドレナリンに限らずセロトニンなどの分泌も高めてくれます。
結果として自律神経やホルモンバランスをコントロール出来るようになり、心身ともにストレスに強くなります。
まとめ
身体を元気に動かしてくれるのがアドレナリンです。
意欲や集中力を高めるのがノルアドレナリンです。
どちらの分泌や調節にも温冷浴は効果的なのでお勧めです。
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