「足腰の弱りを感じる」
「立ち上がるのが辛い」
「昔のように動けない」
こんな悩みを抱えていませんか?
思うように動けないのは筋肉の連動性の低下です。
こちらでは、思うように動けなくなる原因と対処法について書いています。
連動性とは
筋肉の連動性とは、ある運動をする時に伸びる筋肉と縮む筋肉がバランスよく動くことです。
この筋肉の連動性が悪いと、簡単な動作でも無駄に力が入るので動きづらくなります。
動きづらい状態が続くと、日常の些細な動作でも困るようになってしまいます。
筋肉の連動性は行動をなめらかにするだけでなく、日常動作で疲れにくくなるために非常に重要な機能です。
高齢者の多くは疲れやすさを感じやすくなりますが、多くの人は筋力が低下しているのではなく筋肉の連動性が低下しているのです。
スマート筋トレ
高齢者が困難に感じる動作の一つが立ったり座ったりする動作です。
立ったり座ったりするのに特別な筋力はいりません。
だから、立つのが辛いからとスクワットを始めても思うような改善は見られないのです。
大切なのは、立ち上がる際の筋肉の連動性を高めることです。
基本的に筋肉の連動性を高めるのに必要なのは反復動作です。
そのため、椅子からの立ち上がり動作が辛い人は、立ち上がる動作を反復することが大切です。
やり方)
- 椅子に背筋を伸ばして座る
- 上半身を倒して股関節から曲げる
- 膝を突き出すように重心を前に移動して立ち上がる
この動作を1日に10回ほど繰り返しましょう。
動作は簡単なものですが、どれくらい股関節を曲げたり背筋を伸ばしたりするかは人によって違います。
だから繰り返し同じ動作を行うことで、自分にとって最も動きやすい角度を探しましょう。
スポーツなどと同じで、日常動作も繰り返して身体に最適な動きを身につけさせることが肝要だからです。
まとめ
加齢に伴い筋肉の連動性は低下します。
筋肉の連動性が低下すると疲れやすくなり、日常的な動作にも苦労するようになります。
大切なのは正しい動きを反復して身体に覚えさせることです。