「膝の痛みで鎮痛薬を飲んでいる」
「変形性膝関節症で股関節も痛み出した」
「冬になると痛みがひどくなる」
こんな悩みを抱えていませんか?
変形性膝関節症の症状は季節によって変わります。
こちらでは、冬に痛む変形性膝関節症の原因と対処法について書いています。
冬は膝が痛みやすい
寒くなると膝痛で悩む患者さんが増えてきます。
一年で最も寒い2月初旬では関節が痛みやすく、寒さもあって外出することが減ってしまいます。
気温が下がると血管の収縮などが起こり血流が悪くなります。
そんな血流が悪い状態で運動不足まで加わると、関節は栄養不足で老廃物が溜まるで痛んで当然の状態となるのです。
冬場の関節の痛みはこういった悪循環のによって悪化していきます。
変形性膝関節症の人は悪化しやすい
膝の痛みは変形性膝関節症を患っている人ほど冬は悪化する傾向にあります。
膝が変形していると姿勢が悪くなりやすく、普段から姿勢が悪い人は膝周りの血流が悪くなります。
だから変形性膝関節症の人ほど意識して血流を良くしないと冬は痛みが悪化するのです。
膝に水が溜まるという表現がありますが、実際には膝には常に水分がありクッションの役割を果たします。
ですが血流が悪いと水分の流れも悪くなり、どんどんと膝関節が腫れることで変形性膝関節症の痛みも悪化するのです。
また、血流が悪いと足元が冷えて膝が腫れやすくなるので膝周りの血流には特に気を使いましょう。
スマート筋トレ
関節の痛みを解消するには血流を良くすることが必須です。
特に動かしたいのは股関節になり、股関節を大きく動かすだけで膝の痛みはマシになります。
やり方)
まずは股関節を前後に動かします。
- 肩幅に足を開いて立つ
- 足を片足ずつ前後に振る
- 次は左右に振る
- 片足ずつ回す
これらの動きを10回ずつ行いましょう。
辛ければ小さな動作でも構いませんが、出来るだけ大きく動かすと血流を良くする効果が高まります。
まとめ
変形性膝関節症は血流が悪いことで起こり、血流が悪くなる冬に悪化します。
寒い時期は運動不足になりがちなので、外に出なくても出来る体操だけでも行いましょう。
きちんと血流を良くしておけば冬でも膝は痛みにくくなります。