「年を重ねてつまずきやすくなった」
「油断をしているつもりはないのに転倒してしまった」
「以前のように身体が動いてくれない」
そんなことで悩んでいませんか?
加齢とともに転倒のリスクは高まるので、こちらでは転倒の原因と予防の仕方について書いています。
転倒予防の重要性
転倒するのは女性に多く、秋から冬にかけて転倒する人は増加傾向にあります。
転倒により救急搬送される数を見ると、屋外よりも住宅での転倒が目立ちます。
そのため段差などの有無よりも不注意による転倒が目立っています。
そして転倒による骨折が原因で介護状態になる人の割合は、介護が必要になる原因の4位で10%以上を占めています。
転倒した人によれば、特別な動きをしていたわけでは無く何も無い所でつまずくとのことです。
転倒する主な原因
転倒する主な原因は運動機能や感覚機能の低下です。
問題となるのは
- 意識と身体のズレ
- 薬の副作用
であり、普段から気をつけておかないといけません。
運動不足の人ほど身体が弱っていることに気づかずに、若い時のままの感覚でいます。
そういった身体の状態と、意識のずれにより転倒しやすくなるのです。
また薬の飲みすぎが原因となる場合があり、薬は一般的に多くても5種類くらいまでと言われます。
多すぎると身体で対処できずにふらつきやめまいなどの副作用が現れます。
非ステロイド性の消炎鎮痛剤や睡眠薬などの副作用としてふらつきやめまいが現れやすくなります。
主にリリカと呼ばれる神経痛に特化した消炎鎮痛剤でふらつきやめまいが報告されています。
転倒を予防するスマート筋トレ
転倒を予防するには足の可動域を確保することが大切です。
転倒をする時は、思ったよりも膝やつま先が上がっていません。
そのため普段から股関節や足関節を動かしておくことが転倒の予防につながるのです。
やり方)
まずは足関節を動かしましょう。
- 座った状態で背筋を伸ばす
- その状態からつま先とかかとを交互に上げる
次は膝の関節です。
・片方ずつ膝を伸ばす
伸ばしづらい時は少し浅めに座りましょう。
最後は股関節です。
・片方ずつもも上げをする
これらの動作を出来る人は立って行いましょう。
まとめ
転倒は骨折の危険があり、骨折すれば介護が必要になることが多々あります。
そのため転倒を予防することはアクティブシニアを目指すための必須条件と言えます。
普段からきちんと足を動かしておけば転倒は予防することが可能です。