[kaiwa1]足底筋膜炎は走った時に起こると思われがちですが、それだけではありません。
最近では、対して歩いていないのに痛み出したという人も多くいます。
こちらでは、急に足底が痛み出すメカニズムを説明しています[/kaiwa1]
①足底筋膜炎のメカニズム
足の裏には土踏まずがあり、足底筋膜または足底腱膜と呼ばれます。
この足底筋膜は足底にアーチを作り土踏まずになります。
土踏まずが形成されることで、足底への衝撃を緩和することが可能になります。
足底筋膜と言う人もいますが、腱という組織でできているので正しくは足底腱膜と呼びます。
腱は筋を束ねた作りなので、柔軟性は少なくなる代わりに頑丈になります。
ただし、この足底筋膜の強さは個人差があり、足底のアーチが丸い方が衝撃に強くります。
アーチが少ない偏平足な人は衝撃に弱いので、足底に痛みが起こりやすいのです。
アーチは大きすぎても小さすぎても本来の機能を発揮しません。
足底に痛みが現れるのは、足底筋膜に炎症が起こっている場合がほとんどです。
炎症はの多くは、ランニングやジャンプ動作など繰り返し足底に衝撃を与える事で起こります。
炎症は特別なことでなく、歩きすぎたときにも起こります。
要は自分の許容量を超えた刺激が身体にかかると、身体は修復のために炎症を起こすのです。
だから厳密には、自覚できない程度の炎症は毎日、身体のどこかで起こっていると言えます。
足底の痛み中でも多いのは
- 踵(かかと)
- 土踏まず中央
- 指のつけ根
になります。
痛みが起こりやすいのは、起床時や動き出しの時です。
筋肉の柔軟性が少ないために起こると考えられます。
起きた直後は血流が最も悪いので、筋肉が本来の機能を果たせません。
起きてから動いていると徐々に痛みがマシになるのが特徴です。
足底筋膜炎の原因となるのは過激な運動とは限らず、日常生活で起こる事もあります。
足底の許容量を超えた刺激が痛みの引き金になることもあれば、足底の疲労が蓄積した結果として起こる場合もあります。
また、足底筋膜が問題となるのではなく、筋肉の柔軟性が低い事から神経を圧迫するモートン病という疾患もあります。
モートン病は足を圧迫するヒールの靴を履いている女性に多く見られ、指のつけ根の辺りが痛みます。
いずれにしても疲労が蓄積していけば、立っているだけでも辛いほどに悪化します。
関節の柔軟性を上げて足底の痛みを予防しよう!
[kaiwa1]足底筋膜炎を予防するには、身体の柔軟性が低いために起こります。
だから普段から身体を動かすために、ラジオ体操をしておくのがおすすめです。
大切なのは身体の回復力を高めることなので、痛んでからの対処より予防を大切にしましょう[/kaiwa1]