ちょっとしたことでイライラする。
怒るほどではないけど、ずっと不機嫌が続く。
どうして、こんな状態が続くは分かりますか?
東洋医学では、イライラは気の巡りが悪くなるために起こる感情で、怒りとは別だと考えています。
今回は、イライラと怒りの違い、気の巡りを高める体操、そして怒りを鎮めるツボについて分かりやすく解説します。

イライラと怒りの違い
東洋医学から見たイライラは感情が外に出きらない状態で、うまく気を巡らせられないために起こります。
対して、怒りは気を外に発散させる感情で、通常であればイライラが溜まれば定期的に噴き出します。
ですが、気の巡りが悪い人はイライラが溜まっても、うまく怒れないために様々な不調が起こるのです。

怒りやすいけど、その後はスッキリとしている人は何に対して怒っているかが明確なために気が巡ります。
うまく怒れない人は、自分の感情が何に対してのイライラか理解できないために怒れません。
そのため、イライラが何に対して起こっているかを見極めるのが大切ですが、イライラは何度でも起こるので東洋医学では気を巡らせてイライラを発散させる事を重視します。

気を巡らせる簡単体操
イライラを発散させるために気を巡らせるのに、難しい方法は必要ありません。
基本的にしっかりと深い呼吸が出来て、呼吸のための筋肉が緩んでいれば気は巡りやすくなります。
やり方としては手を肩に着けて肘を大きく回して、肩回りにある胸や背中の筋肉を緩めましょう。

次に両手を大きく開いて胸を伸ばし深く息を吸い、体を左右に順番にゆっくりひねりながら息を吐き出します。
身体を捻る際にはなるべく力まずに、力を抜いて優しく大きく捻るようにすると効果的なのでリラックスできるまで繰り返しましょう。
この動きは気の巡りを調節する肝と肺に働きかけ、この動きをしながら呼吸をするだけでも滞った気が巡りイライラが発散されるのです。

イライラに効くツボ
イライラにおすすめなのがツボ刺激で、特に効果のあるツボが膻中(だんちゅう)と鳩尾(きゅうび)です。
鳩尾(きゅうび)はみぞおちの事で、胸椎12番の高さにあり、膻中は乳頭の中央の胸骨にあり第4肋骨と第5肋骨の間になります。
この鳩尾と膻中を上下に軽く擦って緩めるだけでも、心身ともにリフレッシュする効果があります。

普段から欠伸が多い人はみぞおちが硬く、身体がみぞおちを緩める為に反射的に欠伸をしている事が多いのです。
鳩尾は精神的な疲労やイライラに加えて緊張による食欲不振や不眠などを解消し、膻中は鎮痛安定作用があり緊張や気分の不安、落ち込みなどを解消してくれます。
痛気持ちいい強さで擦りながら深呼吸すると、感情と一緒に体の緊張も緩んでイライラは収まります。

まとめ
イライラは気の滞りが原因で怒れる人は気が巡っています。
解消のためにはしっかりと深く呼吸をする事が大切です。
お勧めなのはツボを擦りながら深呼吸を行う事です。