最近、「夜中に何度もトイレに行く」「尿漏れがある」「下痢しやすくなった」
こんな症状で悩んでいる人は、東洋医学の腎気不固(じんきふこ)という状態かもしれません。
今回は、腎気不固とは何か、腎の機能を保つ生活、腎を回復させる睡眠について分かりやすく解説します。

腎気不固とは
東洋医学における腎は生命エネルギーを蓄え、体を安定させ若々しさを保つ土台となります。
腎気不固とは腎の機能の中でも、本来なら筋肉を締める機能が弱ってエネルギーや体液を保持できなくなった状態です。
腎の弱りは加齢に伴い起こりやすく、頻尿や尿漏れは代表的な腎気不固の症状なのです。

加齢に伴い体力が低下する事で腎の機能は低下し、慢性疾患などを患っている人は腎の弱りが加速します。
東洋医学における腎は尿だけでなく便も司るので、水溶性の下痢をする場合なども腎気不固となります。
また、腎が弱ると過度に汗をかきやすく寝汗が増えたり、若い女性でも腎が弱っていれば流産や早産のリスクが高まります。

腎の機能を保つ生活
腎を守るために大切なのは無理をしない事で、過労や睡眠不足は腎を弱らせる原因となります。
腎は加齢に伴い弱りますが、若い人でも夜更かしが習慣になっていると腎は弱りやすくなります。
また、冷たい飲食や慢性的なストレスも腎を弱らせる原因となり、特に腰や下腹部の冷えは腎気不固の原因となります。

一つ一つの習慣は大きな原因とならなくても、複数の要因が組み合わさる事で腎は一気に弱ります。
基本的に身体を冷やさないように気を付けながら、疲れきる前に休むという習慣が腎を守る事につながります。
日々の食事においても、冷たい飲食は避けて体を温める食材を選ぶことも大切になります。

腎を回復させる睡眠
腎を守る時に最も重要となるのが睡眠で、腎が最も回復するのは夜22時〜深夜2時となります。
腎は冬に弱りやすいので7~8時間の睡眠を心がけ、冬の夜更かしは特に禁物となり早寝が推奨されます。
基本的に夜に頭を使いすぎるのは睡眠の質を低下させるので、寝る前はスマホの使用などを控えるのも大切です。

寝る3時間前には食事を終え、寝る90分前には入浴も終えて軽い眠気を感じたらすぐに布団に入りましょう。
睡眠の質を高めるには眠気を感じたら照明を落とし布団に入り、体を温めておくことが効果的です。
そして季節を意識するのも大切で、夏は少し短くても構いませんが冬は長めに寝るのが腎を守るポイントになります。

まとめ
腎気不固とは内臓の筋肉を引き締める機能の低下です。
腎は加齢で弱り過労と睡眠不足で加速します。
腎を守るには質の高い睡眠をとる事が大切です。
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