「最近、疲れやすい」「やる気が続かない」「健康診断が気になり始めた」
そんな悩みを抱えている人は、東洋医学では気虚の状態に気を付ける必要があります。
気虚の状態はエネルギー不足と表現され、放っておくと生活習慣病につながりやすい特徴があります。
今回は気虚の状態で起こりやすい生活習慣病と、問題となる生活習慣、元気になるための養生法について解説します。

気虚に起こりやすい生活習慣病
気虚とはエネルギー不足で代謝が落ちやすい状態で、血液中の糖質や脂質をうまく処理できなくなっています。
そのため、痩せている人でも糖尿病予備軍であったり、脂質異常症などの生活習慣病にかかりやすくなっています。
気虚になりやすい人の多くは肥満という印象はありませんが、健康診断では意外に数値が悪かったりします。

また、代謝の低下から動脈硬化も進行しやすいので、高血圧の傾向も高くなります。
自覚としては慢性的な疲労感があり、免疫力が低下しているために風邪を引きやすくなっています。
そのため、気虚タイプの人は休息を意識していても倦怠感があり、頑張っていなくても不調が増えるのが特徴と言えます。

問題となる生活
気虚の状態になっている人は朝に弱く、スッキリと起きられないために朝食も抜きがちです。
ですが、朝食を抜く習慣は体をエネルギー不足にする最大の原因であり、朝にエネルギーを補給できないために一日を通してダルさが強くなります。
次に体を冷やす習慣が問題になりやすく、冬に冷たい飲食があったり夏でもクーラーで冷やし過ぎる事で気虚は悪化します。

気虚タイプの人はだるい時でも気合で頑張ったり、周りに気を使いすぎる傾向にあります。
周りに気を使って辛くても休まなかったり、昼に疲労を溜め過ぎて夜に睡眠の質が低かったりする傾向にあります。
こういう努力型の人は無理をしてエネルギーを浪費しがちなので、適度に手を抜くことも必要になります。

解消のための生活習慣
気虚を解消するのに必要な事は、食事と運動、休憩時間などを意識する事です。
まず食事に関しては、温かくて消化に優しいものを優先する事で消化吸収でのエネルギーの浪費を避けられます。
お粥やスープ、芋類などは消化しやすくエネルギーの補給に向いているので、温かい食事で摂るようにしましょう。

そして昼には小休憩を入れる事が大切で、周りに合わせ過ぎるとエネルギー不足になるので意識して休憩するようにしましょう。
そして運動のポイントは軽めにすることで、健康診断の数値が悪くても過度に頑張る必要はありません。
気虚は未病の代表的な状態なので、頑張る事を増やすよりも無駄な消耗を減らす事が解消のポイントになります。

まとめ
気虚タイプは代謝の低下で生活習慣病のリスクが高まります。
朝食を抜いたり冷やすと悪化するのが特徴です。
大切なのは消化しやすい食事に適度な運動と、消耗を減らすことになります。
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