「セルフケアを頑張ってるのに、なかなか体質が変わらない…」
「夜にストレッチを頑張っても、朝にまた元通り」
「やり方が合っているのか不安になる」
こんな悩みを抱えている人は、セルフケアのタイミングがズレているかもしれません。
今回はセルフケアを成功させるために必要な考え方と、体質改善を早めるコツ、そして昼にできるセルフケアをまとめて解説します。

セルフケアに必要なこと
まず多くの人が勘違いしていることが、セルフケアは頑張らないといけないと思っている事です。
セルフケアで重要なのは頑張る事よりも、体質に合っている事が大切で無理なく毎日続けられないと意味がありません。
多くの人は健康のために辛いけど頑張れば結果が出ると思って、続けられないようなセルフケアに取り組んで挫折しています。

例えば、普段から疲れている人がさらに運動をするのは逆効果ですし、冷えている人が生野菜を大量に食べれば余計に体調を崩します。
セルフケアで重要なのは体質を知る事が第一で、次にどんな種類のケアが必要かを知る事です。
東洋医学では、溜めない・巡らせる・回復させるの3つが基本のケアの種類となります。

体質改善を加速させるには
セルフケアで体質を変えようと思えば、ポイントは回数と時間帯になります。
夜のセルフケアを頑張っている人は多くいますが、見落としがちなのが昼のケアです。
体質改善に必要なのは効果の大きいケアを見つけるのではなく、効果は少なくても簡単なケアで1日の中で何度も行う事です。

夜のケアももちろん効果はありますが、夜は1日分の疲労を溜め込んでから対処しているので思うような成果が上がりにくいのです。
そのため、東洋医学では昼の間に行う事で、日中の間に疲れを溜め過ぎないようにする事を勧めています。
また、日中というのは気・血・水が巡りやすいので巡らせるケアの効果が高く、意識するだけで午後の疲労や眠気を予防する効果が期待できます。

昼のセルフリセット
昼の間に特に意識したいのは巡らせるためのケアで、少しでも眠気や疲れを感じたら1分くらいでいいので呼吸を意識しましょう。
胸を張って肩を下げてお腹を膨らませながら息を吸い、次にお腹を凹ませながら息を長めに吐くのを繰り返します。
次に肩こりや首こりを感じてきたら、1分ほどでいいので肋骨や腹部をやさしく擦りましょう。

肋骨に沿って左右に擦ったり胸骨に沿って上下に擦ったり、お腹を時計回りに擦ると自律神経が整い巡りが高まります。
足元がむくんだり冷えたりしてきたら、これも1分くらいでいいので足首を動かすようにしましょう。
机の下で足首を曲げ伸ばししたり、足のつま先を持って膝の上に置いて回すのも下半身の巡りを高めてくれるのでお勧めです。

まとめ
セルフケアに必要なのは自分に合ったケアを見つける事です。
効果を出すために大切なのは日中にこまめなケアを行う事です。
昼は呼吸と肋骨擦り、足首回しでケアをしましょう。
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