肩こりや頭痛、生理痛に手足の冷え…
頑張っても解消できないこれらの不調は、東洋医学から見ると血滞体質が原因です。
今回は血が滞りやすい血滞体質の人に向けて、お勧めの食材リストにコンビニや外食での選び方、そして続けるコツまで一気に解説します!

血滞の食材リスト
血流が悪くなる血滞の主な原因は、水分不足に冷えや緊張、血糖値や血中脂質などになります。
そのため、血滞を解消する食材は体を温めてリラックスさせたり、血糖値や血中脂質をコントロールするものになります。
血滞にお勧めの玉ねぎや葱、ニンニクなどの香味野菜に含まれるアリシンは、血糖値や血中脂質を下げる働きがあり体を温めるのにも役立ちます。

青魚に含まれるDHAやEPAは血栓を防ぎ、コレステロールや血中脂質を減少させる事で血液をサラサラにします。
酢に含まれるクエン酸などもコレステロールや血中脂質を減らし、老廃物の排泄を促す事で血滞を解消します。
逆に避けたい食材の基本は脂質や糖質が多かったり、冷たい飲食など体を冷やすものになります。

血滞のコンビニや外食での選び方
血滞を解消する基本は魚を選ぶことなので、コンビニのおにぎりなら鮭や梅の具材で雑穀米などを使っているものです。
血滞になる人は大まかに分けて冷えている人と、熱がこもって水分不足の人がいます。
サラダは血流を高めますが、冷えている人は避けた方が無難で水分不足で熱がこもっている人にはお勧めです。

また、トマトも血流を高めますが体を冷やすので、水分不足の人はサラダで冷えやすい人はミネストローネやミートソースなど温かい料理で食べましょう。
外食の際の基本は刺身や焼き魚定食などですが、刺身も体を冷やすので体を温める紫蘇や生姜もきちんと食べましょう。
基本的にラーメンや揚物は避けて、蒸し料理やトマトベースのイタリアンなどを選びましょう。

食養生の習慣化のコツ
習慣化のコツは毎日1つだけは血滞解消の食材を入れるようにする事で、葱類やトマト、青魚、酢の中から必ず1品は入れるように意識しましょう。
そして夏であっても冷えやすい人は冷え対策をする事で、普段から体を温める事がポイントになります。
暑がりで水分不足になっている人なら、起床後や帰宅後などのタイミングを決めて水分補給をする習慣も大切です。

また、血滞は夜更かしで悪化する傾向にあるので、夜遅くの食事は減らして可能な限り早く寝ましょう。
血滞の人は積み重ねが大切なので、SNSで食事記録をつけると頑張っている実感があり続く傾向にあります。
続けるポイントは完璧を捨てて、毎日何か1つはルールを守ったという少しでも達成感を味わうことになります。

まとめ
血滞を解消するには血液をサラサラにする成分が必要です。
コンビニや外食では体質も考慮して魚やトマトなどを選びましょう。
続けるコツはSNSで記録して達成感を味わう事です。
⇒自分の体質を知ろう!大阪市北区で東洋医学の体質診断が受けられます