朝スッキリ、夜ゆったり。東洋医学が教える1日の整え方

朝スッキリ起きられない、なんだか体が重い…。

夜になっても気が張ったままで、眠りが浅い。

そんな日々が続いていませんか?

東洋医学では朝と夜の過ごし方が体のリズムを整えるカギと考えます。

今回は、朝の目覚め方と便通のチェックから、やっておきたい朝と夜のルーティーンをご紹介します。

朝の目覚め方や便通の状態

人間の体は朝になると体温と血圧が上がる事でスッキリと起きられ、東洋医学では気が満ちると表現します。

朝に起きづらい人はエネルギー不足や老廃物の蓄積があり、起きた時からダルさを感じます。

朝に弱く目が覚めるまで時間がかかる人はエネルギー不足の気虚や、老廃物が蓄積してむくんでいる水滞の可能性があります

もう一つのポイントが便通で、朝の便通が無い時は体が冷えていたりエネルギーの巡りが悪かったりします。

逆に下痢が続く人であればエネルギー不足の気虚である事が多く、軟便などの場合も気虚のために血流が悪い傾向にあります。

また、朝から体が重く老廃物が溜まっている人ほど、朝の尿が少なく顔がむくむ水滞となっています

朝のルーティン

朝にまずやっておきたいのは、白湯を飲んで体を温めて気を巡らせる事です。

白湯は消化器系を温める事で代謝のスイッチをONにし、気が巡る事で排泄の準備が整います。

次に深呼吸をしてから、ラジオ体操を始めましょう。ラジオ体操をしながら呼吸を深めていくと体が温まり気が巡ります

特に肩を回したり胸を開いたりする動きは呼吸を深くし、呼吸が深くなった分だけ体は排泄の準備が整います。

それでも便が出ない人は腹式呼吸を行って、お腹の筋肉を刺激して排泄を促すと気虚や水滞の解消につながります

1日では効果が出ない人でも、毎日続けていくことで体の巡りが高まれば爽やかな朝を迎えられるようになります。

夜のルーティーン

夜は朝とは対照的に体温と血圧を上げてから下げる事で眠気を感じ、質の高い睡眠を得る事で体の回復が始まります

夜にやっておきたいのは入浴で、体温を高めて気血を巡らせる事で熱の発散を促し自然な眠気を誘います。

湯船に入るのが難しい人は、熱めのシャワーを背中に当てて気血の巡りを促しましょう。

夜はストレッチで体をリラックスさせる事が大切なので、しっかりと息を吐きながら体を伸ばしましょう。

ポイントは股関節から体幹で、開脚して上半身を前や横に倒しましょう。痛くない程度の刺激で息を長く吐くのがポイントです

そして仕上げは寝転んでバンザイをして、体を上下に思いっきり伸ばしてから緩めるとリラックスでき質の高い睡眠につながります。

まとめ

朝に起きられないのは気虚や水滞が隠れています。

朝にやっておきたいのは白湯を飲む事とラジオ体操です。

夜にやっておきたいのは入浴とストレッチになります。

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