「食事制限しても全然痩せない…運動をしても効果が出ない」
「そもそも運動は辛すぎて続かない…」
そんなお悩み、もしかすると東洋医学の血虚体質が関係しているかもしれません。
今回のブログを見れば血虚体質に不向きなダイエットと、効果的なダイエットのポイントが分かります。
今回も東洋医学が大好きな東洋インサイド整体院の院長の福原がお送りします。
血虚体質とは?
東洋医学の血虚体質とは血が不足して、体に栄養や潤いが行き渡らない状態とされ主に肝と心が関わります。
肝臓に蓄えられる栄養が不足したり、心臓の血液を送り出す機能が低下した状態なので顔色が青白く髪や爪が弱いのが特徴です。
他にも不眠になりやすく疲れやすいのが特徴で、このタイプは代謝が落ちやすく水分や脂肪を溜め込みやすいために太りやすくなります。
上半身より下半身に肉がつきやすく、特に太ももや腰回りがぽっちゃりしやすくなります。
筋肉が引き締まっていないのでフワッとした体型となり、髪がパサつきやすかったり爪が割れやすかったりします。
根本的な問題として血の不足があるので、常に疲れていて重だるそうな印象を受けるタイプです。
血虚体質が太った時の落とし穴
血虚体質の人がダイエットをする時にNGなのは無理な食事制限と激しい運動で、そんな事をすると血をさらに消耗して体調を崩してリバウンドしやすくなります。
大切なのは血を補う食事を意識して、過度な運動は避けて血を補い血虚の解消を目指すことになります。
血を補う際に有効なのは肉類ですが、脂っこい部位は避けて鳥のササミや牛の赤身肉、レバーなどを意識して食べましょう。
牛の赤身肉ならしゃぶしゃぶなどで、鶏肉なら参鶏湯などのスープ類などがお勧めとなります。
レバーはほうれん草や小松菜などと炒めると、栄養の吸収率がアップするので特にお勧めです。
基本的に血虚の人は体を冷やすのもNGなので、普段からホットの紅茶などがお勧めでクコの実などを入れると血虚の解消につながります。
運動するときのポイント
血虚体質の人が運動するときの注意点は、無理のない範囲で体を動かすということです。
激しい筋トレなどは相性が悪いので、軽めのウォーキングやストレッチなどじんわり汗をかくくらいがお勧めです。
また、運動をした日はしっかりと睡眠をとる事も大切で、睡眠は失った血をしっかりと補ってくれます。
お勧めのストレッチは股関節の周りを刺激することで、ツボ押しと並行するとさらに効果がアップします。
刺激したいのは三陰交と血海と呼ばれるツボで、三陰交は優しく30秒くらいで血海は強めに30秒くらい刺激します。
ツボの刺激で血流を高めた後は、股関節の開脚ストレッチを軽めに左右に10回ずつくらい倒しましょう。
まとめ
血虚体質の人は代謝の低さから太りやすいのが特徴です。
食事制限や激しい運動は向いておらず、食べて血虚の解消を目指しましょう。
運動は軽めにツボ押しとストレッチを合わせるのがお勧めです。
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