自分の太る原因を知っていますか?
「食べてないのに太る」
「ストレスで食べてしまう」
「冷たい物が好きだ」
こういった特徴は体質の違いが現れています。
今回のブログを見ればチェックリストで自分の体質が分かり、その中の気虚タイプの太る原因と対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
チェックリストで自分の体質を診断
Q1. あなたの体力は?
疲れやすい・やる気が出ない → 気虚タイプ
人より体力はあるがストレス食いしやすい → 気滞タイプ
どちらでもない → Q2へ
Q2. あなたの血のめぐりは?
顔色が悪い・立ちくらみ・不眠がある → 血虚タイプ
肩こり・冷えのぼせ・月経痛がある → 血滞タイプ
どちらでもない → Q3へ
Q3. あなたの水分バランスは?
乾燥肌・便秘・のどが渇きやすい → 水虚タイプ
むくみ・だるさ・体が重い → 水滞タイプ
どちらでもない → Q4へ
Q4. 冷え or 熱どっち?
手足が冷える・寒がり・代謝が低い → 陽虚タイプ
冷たい物が好き・暑がり・吹き出物が多い → 湿熱タイプ
以上が基本的な8タイプになりますが、複数の要素を持っている人も多くいます。
気虚タイプの太り方
気虚に分類される人は消化吸収力が低く、代謝や排泄力も低いのが特徴です。
結果として甘い物やカロリーの高い物を欲しがりやすく、これが脂肪やむくみとして体重増加につながります。
基本的に代謝が低くて省エネで動いているので、エネルギー消費が少なく食べる量が少なくても太りやすくなります。
水分代謝も悪いので身体がむくみやすく、筋肉がつきにくくぽっちゃりした体形になりやすくなります。
基本的に気虚の人は運動が嫌いで、休日などは家の中でゴロゴロして過ごすのを好みます。
結果として筋肉量が少ないので代謝が低く、代謝が低いので消化吸収が悪くむくんで太りやすい悪循環となります。
気虚タイプのダイエット
気虚タイプは代謝の低さから体温が低い人が多いので、基本は身体を温めて冷やさないようにするのが大切です。
普段から温かく消化しやすい食事をよく噛んで食べるのを心がけて、冷たいものや生野菜や刺身は控えめにしましょう。
甘い物が欲しい時も果物やさつま芋などの自然の甘味を食べるようにして、砂糖を含んだお菓子の量は減らしましょう。
運動が苦手な気虚タイプに必要な生活習慣は代謝を上げる呼吸法で、消化吸収力も高める丹田呼吸を毎日の日課にしましょう。
丹田呼吸の中でも逆腹式呼吸を行い、息を吸う時にお腹を凹ませて息を吐くときに大きく膨らませます。
丹田とはおへその3〜4cm下の部分で、そこを膨らませながら10秒吐き、お腹を凹ませながら5秒吸うのを10回ほど繰り返すと代謝が高まります。
まとめ
体質は8タイプに分けられますが、複数のタイプの場合もあります。
気虚タイプは代謝が低いので食べてなくても太ります。
身体を温める食事と代謝を高める呼吸で体質を変えていきましょう。
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