7つの感情日記と心身を整えるための薬膳

自分の感情と向き合えていますか?

「クヨクヨと思い悩む」

「ずっと気分が沈んでいる」

「些細な事で動揺する」

こんな感情の動きは体調に左右されている事が多いのです。

今回のブログを見れば感情と体調の関連と、感情と体調を整える薬膳が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

感情日記と気の流れのチェック

感情日記とは、日々の出来事とその時抱いた感情を具体的に書き留める方法です。

どんな時にどんな感情を抱いたかを理解する事で、自分の体質を理解し心身の健康を維持しやすくできます。

基本的に感情というものは体調によって左右され、どんな体調の時にどのような感情を抱きやすいかを特定できるようになります

 

東洋医学では特に注目したいのが7つの感情で、怒り・喜び・思い悩み・憂い悲しみ・恐れ驚きとなります

基本的に睡眠不足などで肝が弱れば怒りやすくなりますし、喜びを感じるのは心が強く体温が上がっている時です。

思い悩むときは消化不良、憂い悲しむときは呼吸が浅く、恐れ驚きやすい時は体温が下がっている傾向にあります。

タイプ別おすすめの食材とレシピ

怒りやすくイライラしている時には、肝を落ち着けるセロリやニラ、ピーマンにアスパラなどの緑の食材がお勧めです。

喜びは悪い感情ではありませんが、過ぎるとテンションが上がり過ぎて不眠の原因となるので鎮める事も大切です。

心を鎮めるのは緑茶や紅茶などで、他にもサバやイワシなどの青魚も心を鎮める食材とされます

クヨクヨと思い悩むときには、脾を元気にする米や芋、豆類などがお勧めとなります

憂い悲しみやすい時には、肺を元気にする桃や梨、生姜やシナモンなどで元気になれます。

恐れ驚いて動揺している時には、腎を元気にする黒ゴマや黒豆、黒キクラゲなどで精神的に安定します。

春の整え方

季節によっても感情には変化が出やすく、春であれば肝の機能が乱れてイライラして怒りっぽくなります。

とにかく春は気圧と気温の変化が激しくなり、冬に溜まった老廃物を排泄するために肝の仕事が急増します

そのため、他の季節よりも自律神経も乱れやすいので、肝を労わる生活が春は求められるのです。

春に肝を元気に働かそうと思うなら、ポイントとなるのは熱の発散と老廃物の排泄です。

春になったら外出の機会を増やして身体を動かして熱を発散させ、水分補給を増やしてどんどん尿を出すのが大切です

外出が不足すると身体に熱がこもって肝の負担となるので、とにかく外に出て太陽の光を浴びて風を感じるのが春は大切になります。

まとめ

感情日記は自分がどんな時にどんな感情を抱いたかを記録する方法です。

東洋医学では感情は体調によって左右されると考えています。

春は特に肝の負担が増える事からイライラしやすくなるのが特徴です。

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祝日はお休みです。

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