気候の変化を感じていますか?
「日中はまだまだ暑い」
「朝は少し涼しい」
「雨の日は少し肌寒い時もある」
こんな気候の変化を感じだしたら夏と同じ対応では体調を崩します。
今回のブログを見れば、夏から残暑、秋にかけての身体をケアする方法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
夏の身体ケア
夏はとにかく暑さに負けずに過ごす事が重要で、熱中症などに気をつけながら心臓を守るのが基本です。
体温が上がると心臓の負担が大きくなるので、過度に体温が上がらないように適度に冷やし水分を補給する事が大切になります。
ですが、体温調節の機能を高めるために外に出る時間も大切で、1日中を屋内で過ごすと残暑から秋にかけて体調を崩しやすくなります。
夏で暑いからと涼しい屋内で冷たいものを摂りすぎる事は、胃腸を弱らせ残暑から秋にかけてバテやすくなります。
体温が上がっている時は冷たい物をとる事も大切ですが、屋内にいる時は常温の麦茶やポカリなどがお勧めです。
また、夜更かしを避けて体力の消耗を避けたり、バランスのいい食事で体力を維持する事も重要です
残暑の身体ケア
残暑は8月8日頃の立秋から9月23日頃の秋分までを指し、暑さがマシになりますが夏の疲れが残りやすく体調を崩しやすい時期です。
この時期も身体に熱がこもらないように汗を流し、水分補給をしっかり行い栄養をとることが重要です。
ですが、夏とは違って気圧の影響から気温が下がる日もあり、夏と同じように冷房をつけていると風邪を引きやすくなります。
特に夕立が続くと夜は涼しくなる傾向にあるので、寝ている時の冷房の温度を上げる事が大切です。
台風がくれば自律神経は乱れて首周りが緊張しやすいので、シャワーの場合でも首周りは少し温める事も必要になってきます。
また、冷やした食事の回数も徐々に減らす必要があり、胃腸の不調などがある場合はスープなどもお勧めです。
秋の身体ケア
秋分を過ぎるといよいよ秋の気配となり、この頃から暑さがマシになった分だけ湿度も下がってきます。
この時期は身体の水分を発散して身体を冷ます癖が残っているので、呼吸器系は水分不足になり痛みやすくなります。
そのため、秋の養生法は肺を乾燥から守り、喉を潤すことが秋の健康を守る事につながります。
基本的に肺を潤すには秋の果物がお勧めで、梨や柿、ブドウにリンゴなどは秋の空気から肺を守ってくれます。
肺の機能を高めるには運動も必要で、夏や残暑よりも身体の負荷を増やしておくと冬の時期も元気に過ごせます。
秋は11月頃までになり、その時期までは台風のせいで気温差がさらに大きくなり天気が変わりやすいので服装にも注意が必要です。
まとめ
夏は暑さの対策が最も重要になります。
残暑は夏ほど部屋や身体を冷やすのは避けましょう。
秋になったら乾燥から肺を守るようにしましょう。