関節痛の解消は体内のゴミを流す!やっておきたいデトックス習慣⑦

身体に老廃物が溜まっていませんか?

「関節が腫れている」

「関節が痛みやすい」

「身体を動かしにくい」

こんな症状は身体に老廃物が溜まっているかもしれません。

今回のブログを見れば老廃物が溜まる原因と、排泄するための生活習慣が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

毒素はどこから?どう出す?

身体にとっての毒素とは、生活習慣の中で体内に溜まっていく老廃物の事で関節の腫れや痛みの原因となります

それらを排泄する割合は、便から約75%で尿から約20%、汗から約3%と言われます。

便は消化・吸収されなかった食物の残りかすなど脂溶性の老廃物で、他にも腸内細菌の死骸や剥がれ落ちた腸壁などが固まったものです。

血液中には水溶性の老廃物があり、尿酸や尿素、クレアチニンなどが腎臓でろ過されて排泄されます。

汗腺から分泌される汗には水分や塩分のほか、微量の尿素などが含まれており流れが悪い人は関節の動きも悪くなります

また、髪や爪などからも微量の有害金属などが排泄されていると言われます。

肝・腎・脾のデトックス機能を活かす

老廃物の排泄経路は主に便と尿、汗や髪、爪などになりますが、それらを排泄できる形に代謝するのが肝臓です。

腎臓での排泄量が減少して老廃物が溜まると肝臓に悪影響し、肝臓での代謝機能が低下します

東洋医学ではデトックスに関して肝と腎の機能に加えて、脾の機能にも注目しています。

内臓というものは独立して機能しているのではなく、互いに影響しあって機能を維持しています。

脾は腎と助け合い、腎は肝を助けて、肝の働きは脾に影響します。

そのため、東洋医学ではデトックス機能を高める際には肝と腎だけでなく、脾の機能も高めるように対処します

ツボ押し・リンパケアで巡り改善

三陰交(さんいんこう)と陰陵泉(いんりょうせん)というツボは、どちらも血流を高めて老廃物の排泄を促します

三陰交の場所は内くるぶしの上3寸(約9cm)で血流を高めるツボで、血流が悪い人は痛み肝・腎・脾の3つの経絡に同時に効果があります。

陰陵泉の場所は三陰交より上がった骨の内側で、関節の水の巡りを高める効果があるので膝関節痛にも使います。

三陰交と陰陵泉は合わせて使うとより効果的で、順番に指腹で優しく30秒ほど押しながら足首を曲げ伸ばししましょう

ふくらはぎの筋肉が動いているのを感じながら大きく動かすのがポイントで、足の指先をつかんで動かすのも効果的です。

寝る前に行っておく事で、翌朝の排泄力が高まり関節の腫れや痛みも解消されやすくなるので習慣にするのがお勧めです。

まとめ

身体に溜まった老廃物は関節の腫れや痛みの原因となります。

東洋医学では老廃物を排泄するのに肝と腎、脾の機能を高めます。

そのために、お勧めなのが三陰交と陰陵泉のツボ押しケアになります。

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