ストレスが腕や指の不調を悪化させると知っていますか?
「腕や指が痛む」
「指がパンパンに腫れている」
「すぐに腕がだるくなる」
こんな状態は身体に過度のストレスがかかっています。
今回のブログを見ればストレスで腕や指に不調が起こる原因と、解消するのに必要な習慣が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
ストレスが腕や指の不調を悪化させる理由
ストレスには精神的なものと肉体的なものの2種類ありますが、腕や指の不調を悪化させるのは精神的なストレスによる身体の緊張です。
精神的なストレスを受けるとコルチゾールなどのストレスホルモンが分泌され、身体は興奮状態になり筋肉が収縮します。
この反応は身体を動かすときにはプラスなのですが、デスクワークのようにじっとしている仕事にはマイナスとなります。
筋肉が緊張すれば筋力はアップしますが、長時間に渡って緊張していると血流が悪くなり痛みや痺れの原因となります。
そのため、精神的なストレスを感じたら身体を動かす事で、血流を高めるのがストレス解消に効果的なのです。
また、緊張が強いままだと身体を休ませるのが下手になり、肉体的なストレスにも弱くなるのが特徴です。
デスクワークで腕がだるくなる人向けのケア
デスクワークなどで腕がだるくなる人に多いのが老廃物の蓄積で、過労や睡眠不足などの肉体的ストレスが多い人に目立ちます。
腕がだるいという状態は老廃物が溜まってリンパなどの流れが悪くなっているので、ストレッチなどでリンパの流れを高めるのがお勧めです。
基本的にだるさを感じる所を伸ばすのが効果的ですが、水分不足の状態だと流れないのでまずは水分補給をしましょう。
また、身体が冷えていると流れは悪くなるので、普段から入浴などで身体を温める習慣も大切です。
入浴の前に水分補給をし、お風呂から出た後にストレッチする習慣をつけると腕はだるくなりにくくなります。
また、仕事中なら白湯などを飲んで身体を温め、水分補給をこまめにしてトイレで尿を出すのが老廃物を溜めないために大切です。
睡眠の質を高めて回復力をアップ
精神的なストレスも肉体的なストレスも同時に解消できるのが睡眠ですが、睡眠の質が低いと思うように身体は回復しません。
質の悪い睡眠とは、夢をよく見たり夜中に起きたりと熟睡できていない状態です。
睡眠は時間よりも質が大切なので、6時間以上の睡眠も必要ですが深く眠る事はもっと必要になります。
そのため、ストレスを解消して腕や指の不調を解消するには、睡眠の質を高めるために寝る前の習慣が大切になります。
必要なポイントは軽く空腹で身体が温まっている事で、寝る3時間前には食事を終えて1時間前には入浴を済ませておきましょう。
さらに寝る30分前くらいからストレッチを始めてリンパなどの流れを高めておくと睡眠の質は高まります。
まとめ
ストレスは過度に身体を緊張させて痛みや痺れの原因となります。
腕のダルさは老廃物の蓄積によって起こります。
ストレスを解消するには寝る前の習慣に気をつけて質の高い睡眠を得る事が大切なのです。