最近、「昔より疲れやすくなった」「寒がりになった」「夜中に目が覚める」などの変化を感じていませんか?
こんな変化は加齢に伴い現れます。
東洋医学では、これらの変化は腎の弱りと関係していると考えます。
今回は、現代医学における腎臓の健康法、東洋医学から見た腎を守る習慣、腎に血を巡らせる養生法について分かりやすく解説します。

現代医学における腎臓の健康法
現代医学では腎臓を健康に保つのに必要なのは、減塩にバランスの取れた食事と適度な運動、禁煙、適切な水分補給や十分な睡眠が基本です。
中でも、高血圧や糖尿病、肥満の予防が重要で、他にも塩分やタンパク質、カリウムなどの摂取量のコントロールも大切です。
腎機能が低下すると高血圧になりやすく、高血圧はさらに腎臓を傷つけて機能を低下させます。

また、血糖値が高い状態が続くと腎臓のフィルター機能が低下し、タンパク尿やむくみなどが現れます。
最終的には糖尿病性腎症を引き起こし、透析が必要になるほど腎機能が低下します。
高血圧も高血糖も初期の状態では自覚症状が少ないため、定期的な検査と血圧や血糖値の管理が重要とされます。

東洋医学から見た腎を守る習慣
東洋医学における腎は腎臓だけでなく副腎や生殖器の機能も含む概念で、生命の土台とされ老化や成長を左右するとされます。
腎は消耗に弱い臓器なので、弱らせないためには過度な消耗を避ける事が重要になります。
腎は過労や睡眠不足、冷えなどが原因で弱り、日常生活の中で少しずつ消耗していきます。

そのため、腎を守る第一歩は消耗を減らす事を意識する事で、そのためには定期的な休息に身体を温める習慣が必要です。
普段から湯船に浸かる習慣や、早寝の習慣が腎の消耗を減らして腎を守る事につながります。
また、適度な運動で下半身を鍛えたり、黒豆や黒ゴマなどの黒い食材を食べる事も腎を守る習慣になります。

腎に血を巡らせる養生法
腎は血の巡りが不十分だと弱り、弱る事で疲れやすくなり老化が加速します。
そんな腎に血を巡らせるには有酸素運動などの適度な運動が必要で、特にウォーキングやスクワットなどで下半身を刺激すると腎に血が巡ります。
また、水分補給も重要で、定期的に白湯などで水分を補給しておくと体が温まり腎にも血が巡ります。

腎の血を巡らせる食材としては、黒豆や黒ゴマ、黒きくらげにワカメや昆布などの海藻などがあります。
他にも鰻やエビ、青魚などの魚介類やクルミや栗、クコの実なども血を巡らせて腎を元気にする作用があります。
これらの食材を日々の食事に取り入れながら、睡眠と運動にも気を付ける事で腎が元気な状態を守れるようになります。

まとめ
現代医学では高血圧や高血糖の予防が腎臓を守ります。
東洋医学では腎の消耗を減らす事が守る事につながります。
大切なのは運動と睡眠、腎を元気にする食事などです。