吹き出物などは熱と湿気がこもってる!?湿熱のセルフケア完全ガイド

朝は口の中が苦い。

ベタベタ汗をかく。

ニキビや吹き出物が出やすい。

そんな症状で悩んでいる人は、東洋医学の湿熱の状態かもしれません。

今回は湿熱によくある不調と原因となる内臓、そして今日からできるセルフケアを解説します。

湿熱によくある不調

湿熱とは体に溜まっている水分が熱を持っている状態で、いつもベタベタとした汗をかきながら匂いもきつくなります

体はいつも重だるく疲労感があり、のぼせやすいので暑い所は苦手で冷房の風が大好きです。

お腹は空くけど食べ過ぎると胃もたれを起こし、便秘の時もあれば下痢を起こす時もあります。

ニキビや湿疹などの皮膚トラブルが多く、炎症が起こりやすく治りにくいので口臭などにも悩まされます

普段はせっかちではありませんが、熱がこもってくる程にイライラしやすくなります。

基本的に湿熱を起こしやすい人はリンゴ型の肥満体形が多く、生活習慣病のリスクも高い傾向にあります。

湿熱を起こす内臓

湿熱が起こる原因は主に脾と胃で、消化力が落ちる事で水分代謝が悪くなり体に湿が溜まります。

さらに普段からストレスが多いと肝の負担が増え、結果として肝により熱が生まれやすくなり湿熱を起こします。

また、普段の食生活も湿熱を起こす原因となり、甘いものや脂っこいものが多いと熱が作られやすく湿が溜まりやすくなります

そして、夜更かしや飲酒も水分代謝を悪くさせて、湿と熱をこもらせる原因となります。

基本的に湿熱を起こしやすい人は暴飲暴食の傾向があり、さらに早食いや寝る前の食事が多いと悪化します。

そこに精神的ストレスや、睡眠不足や過労などの肉体的ストレスが重なる事で湿熱が解消されなくなります

湿熱のセルフケア

湿熱を解消するには食事のケアが重要で、まずは水分代謝を高めるモヤシやキュウリ、ハト麦などがお勧めです

他にも大根や冬瓜なども効果的で、普段からしっかりと水分を補給する習慣も大切になります。

また、普段から揚げ物や甘い物、アルコールなどは控えめにして、夜遅くの食事も避ける事が大切です。

日々の生活では湯船につかって軽く汗を出したり、寝る前のスマホを減らし睡眠時間を確保する事も必要です。

そして湿熱を解消するのにリンパケアがお勧めで、腋窩や鼠径部、下腹部などを流す事は湿熱の解消につながります。

腋をつまんで腕を回したり、下腹部や鼠径部、鎖骨の下などを体の中心に向かって擦ると溜まった湿が流れやすくなります。深く呼吸をしながら行うと効果が高まります。

まとめ

湿熱は溜まった湿が熱をおびる事で起こります。

主に脾と胃が原因となり湿が起こり、肝の熱が加わります。

解消のためには食事を気を付けてリンパを流す事が効果的です。

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