「最近、疲れやすい」「顔色が悪いと言われる」「爪が割れやすい」「生理トラブルが多い」
こんなサインがある人は、東洋医学でいう血虚(けっきょ)タイプかもしれません。
今回は、血虚を補う食材リストにコンビニや外食での正しい選び方、そして続けられる習慣化のコツの3つをまとめて解説します!
このブログを見れば日ごろの不調や悩みを解消するコツが分かります。

血虚の食材リスト
血虚とは血が不足した状態ですが、血が不足しやすい肝と心で必要とする食材は違います。
肝血虚の場合は筋痙攣や眼精疲労など肉体面の不調が多く、必要なのは鉄分の多いホウレン草やβカロテンが豊富なニンジンやヒジキなどになります。
心血虚の場合だと不安や健忘など精神面の不調が多く、必要なのはトマトやクコの実、ナツメなどの赤い食材になります。

さらに肝は栄養を運ぶのが主な仕事ですが、心は血の巡りを高めるのも仕事なのでナツメに玉ねぎやシナモンも役立ちます。
また、血を増やすのに有効なのはタンパク質となるので、卵やレバー、マグロやカツオなども有効です。
血虚体質の人は体が冷えると吸収力が下がるので、基本的に冷たいものは避けて温かい料理を選びましょう。

血虚体質のコンビニや外食での選び方
血虚体質の人はまずはタンパク質やミネラルなどの栄養を意識して選ぶことが重要です。
コンビニなどではサラダチキンやゆで卵が便利ですし、白米より栄養価の高い雑穀おにぎりがお勧めです。
また、血虚の解消に役立つひじき煮や具だくさんのスープ類もお勧めで、逆にサラダ類は避けるのが無難です。

外食の際もバランスを重視した方がいいので、焼き魚定食や豚の生姜焼きなどを選びましょう。
鶏レバー炒めなどは特にお勧めで、タンパク質を意識しながら煮物やみそ汁がついて野菜の多い料理を選びましょう。
パスタならミートソース系がお勧めで、具だくさんのミネストローネなどのトマトを使った料理が役立ちます。

血虚タイプの習慣化のコツ
血虚タイプは体が弱い人が多いので、無理をすると朝が辛くなり続かない傾向にあります。
そのため、血虚タイプの人はまずは補給が大切なので、朝に白湯や紅茶などの温かい飲み物で血の巡りを高めましょう。
そして、血の消耗を避ける事が重要なので、血の消耗を加速させるスマホの見過ぎは控えましょう。

目は特に血を消耗しやすいので、夜にスマホを見すぎない事が次の日の朝に意欲を高めるポイントになります。
基本的には日々の食事を気を付ける事が大切ですが、完璧を求めるとすぐに疲れるので要注意です。
そのため、最低でも週1は血をしっかりと補う日を作るなど、メリハリを作る事が習慣化のコツになります。

まとめ
血虚は血の不足で肝と心に起こります。
コンビニや外食ではタンパク質やビタミンなどを考えて食べましょう。
習慣化のコツは無理をせずに軽めに行う事です。
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