東洋医学が教える“心活”とは?メンタルが軽くなる3つの秘訣

最近、理由もなく不安になったり、イライラしたり、やる気が出なかったりしませんか?

そう言ったメンタルの不調は単なる気持ちの問題ではなく、東洋医学では心のエネルギーの不足と捉えます。

今回の動画では東洋医学における心活とは何かを解説し、気・血・水との関係、そして無理しないための東洋医学のメンタルケアを解説します。

東洋医学の心活とは何か?

東洋医学の心活(しんかつ)とは、東洋医学における心を健康に保つための活動のことです。

東洋医学の心には血液を全身に巡らせるポンプ機能である血脈(けつみゃく)と、感情や思考を司る神志(しんし)という作用があります

そのため心活とは精神を安定させたりストレスを軽減させたりして、心臓の機能を助ける食生活や生活習慣を実践することを指します。

血脈の作用が低下すれば動悸や胸痛、息切れなどの症状が現れ、これは心の気が不足した心気虚の状態と捉えます

神志の作用が低下すれば不安を感じやすく、記憶力の低下や不眠といった血が不足した心血虚の症状に悩まされると考えます。

そんな心の機能を守るのに必要なのが心の気血水を補い、巡らせる生活習慣なのです。

気・血・水のバランスと心の不調

東洋医学ではメンタルのトラブルを3つの視点から考えており、気血水の巡りや不足が原因と考えます。

1つ目には気の巡りが悪い気滞の状態があり、イライラや焦燥感が現れて呼吸が浅くなり疲れやすくなります。

2つ目には血の不足である血虚があり、落ち込みやすくなり意欲や睡眠の質の低下が現れます

3つ目には水の巡りが悪い水滞があり、思考がまとまらなくなり頭の中がモヤモヤとします。

その中でも心が原因となるのが血虚と、心の血脈の作用が低下した水滞の状態です。

血虚は偏食や過労が原因になり、水滞は低気圧や運動不足が原因で起こる事があります。

いずれにしても東洋医学ではメンタルの不調は気持ちの問題だけでなく、気血水のバランスの問題と捉えます。

無理しないための東洋医学的考え方

東洋医学では過度な消耗を避けるために、頑張り過ぎない生き方を勧めています。

何事も頑張る事は大切ですが、多くの事を同時に行うと消耗が激しくなるので頑張らない事を決めるのも大切です

普段から予定を詰めすぎて疲れたり、スマホからの情報過多の状態を避ける事は基本となります。

そして心血虚を予防するのに大切なのが食事と睡眠で、食事から栄養をとり質の高い睡眠が確保されれば心血虚は起こりにくくなります。

食事としてはクコの実や黒ゴマ、マグロやサバなどがあり、きちんと栄養を補給する事で心血虚は予防できます

また、質の高い睡眠をとるためにヨモギ茶などもお勧めで、寝る前はスマホをしまいゆったりと過ごしながらお茶を飲む習慣は睡眠の質を高め心活につながります。

まとめ

心活とは心の健康を保つ生活を送る事です。

心は気血水の不足や滞りで不調が現れます。

予防するには過度な消耗を避けて食事と睡眠に気を付ける事です。

⇒大阪市北区で心が軽くなる東洋医学の整体が受けられます

祝日はお休みです。

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