むくみやダルさ、体の重さを雨の日に感じる…
そんな悩みを抱えている人は東洋医学の水滞のサインかもしれません!
今回は体の水が滞る水滞という状態を分かりやすく解説し、原因となる内臓とセルフケアまでまとめてご紹介します!
自分の体質を知って適切に対処したい人は、どこのチャンネルか分からなくなる前にぜひチャンネル登録をお願いします。

水滞によくある不調
水滞という状態は体が冷えている寝起きの時に起こりやすいので、朝にむくみがひどく体が重ダルく感じる人は水滞の可能性があります。
また、水滞の状態だと体の巡りが悪いので頭がボーッとするのも特徴で、湿度が高い雨の日ほど症状は悪化します。
水滞を起こしやすい人は胃腸が弱い傾向にあるので、乗り物酔いをしやすくめまいも起こしやすくなります。

下半身に水は溜まりやすいので、足の関節がこわばりやすく可動域は低い傾向にあります。
また、下半身がむくむ事で冷えやすく、冷えやすい冬や湿度の高い時期はむくみやすくなるのも特徴です。
人間の体は水の巡りが悪いと重く感じられ、湿度や気圧、気温などの影響も強く受けています。

水滞を起こしやすい内臓とは
体内で水を巡らす役割をしている内臓は、東洋医学から見ると脾・肺・腎の3つになります。
脾は主に膵臓から十二指腸を指し、胃液や膵液などの水分を運び吸収するのが仕事になります。
肺は吸収された水を全身に散布する霧吹きのような役割で、呼吸をする際に横隔膜を動かして水を巡らせています。

腎は不要な水溶性の老廃物を排泄し、必要な水は再吸収する事で全身の水量を調節しています。
また、腎には体を温める力がありますが、冷えていると腎の機能は低下して体に老廃物が残りやすくなります。
水の巡りというのは脾・肺・腎のいずれが弱っても滞り、体質によって弱りやすい内臓は違っています。

水滞のセルフケア
朝の水滞を解消するには朝イチに白湯をゆっくり飲んで、胃腸のスイッチを入れて水の巡りを促す事です。
次に第二の心臓と呼ばれるふくらはぎをストレッチして、深呼吸をする事で水の排泄を促します。
朝に体が冷えている人は体操をしたり、朝から熱めのシャワーを浴びて体を温めるのもお勧めです。

そして、普段から温かい飲み物を飲むようにして、夏でもなるべく常温の飲み物にすると水滞は起こりにくくなります。
天気の悪い日にお勧めなのが耳のマッサージで、耳は腎との関係が深いので揉む事で水分代謝を調節できます。
耳マッサージは耳をつまんでクルクルと動かしたり、上下前後に痛すぎない程度に軽く引っ張ります。

まとめ
水滞は朝に起こりやすい体のむくみです。
体内では脾・肺・腎が協力して水を巡らせています。
普段から白湯を飲んだり体を動かしたり、耳マッサージしたりすると解消されやすくなります。
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