「最近、関節がこわばる…」「疲れやすい…」「むくみや冷えが取れない…」
こんな症状で悩んでいる人は、東洋医学でいう水虚の状態かもしれません。
今回のブログでは、①老化で水虚が増える原因、②水虚で起こる関節痛、③50代以降に備える水虚ケアについて解説します。
自分のタイプに合わせた健康法を知りたい方は、どこのチャンネルか分からなくなる前にぜひチャンネル登録してください。

老化で水虚が増える原因
東洋医学の水(すい)とは体を潤わせるもので関節や皮膚、粘膜や腎の働きをサポートしており、水虚とは水が不足した状態です。
ですが加齢とともに腎の機能が低下すると保水力が弱まり、体内の水は不足して水虚が起こりやすくなります。
特に女性は更年期の前後で水分代謝が落ちやすくなるので、乾燥や関節痛など水虚の症状が現れます。

男性は筋肉量の減少で水虚が悪化するので、運動不足な人は水虚が悪化しやすくなります。
さらに睡眠不足や過度なストレスで生活習慣が悪かったり、体を冷やしてしまうと関節痛などは悪化します。
水虚になると巡りも悪くなるので、水滞も同時に起こる混合タイプも増えるのが50代となります。

水虚で起こる関節痛
水虚の状態だと関節のクッション性が低下し、関節に過度な負担がかかりやすくなるために痛みが起こります。
水虚による関節痛の特徴は朝のこわばりや、動き出しに強い痛みが現れるのが特徴です。
乾燥による関節の摩耗は慢性的な症状を引き起こし、関節の動きが悪くなることで腰や膝のだるさなども伴います。

ぎっくり腰や寝違えなどが増えるのも水虚の特徴で、一時的にマシになっても何度も繰り返します。
50代以降はきちんとケアしておかないと慢性化しやすく、繰り返すたびに症状がひどくなる恐れもあります。
また、痛みを恐れる事で動かなくなる人が増え、動かない事で筋肉量が減少すると余計に水虚は悪化するのです。

50代以降の水虚に備えるには
水虚の解消に大切なのは夜の睡眠で、夜更かしなどは体の水を消耗し水虚を悪化させる原因となります。
また、目の酷使も水の消耗を高めるので、夜のスマホは極力控える事が大切になります。
水の補給も大切ですが冷たい飲み物はNGなので、こまめにホットの飲み物で体を温めて潤しましょう。

体が冷えるほどに保水力は低下するので、朝は白湯を飲む習慣をつけて普段から首やお腹は冷やさないようにしましょう。
薬膳で関節を潤すとされる食材には豆腐や山芋などがあり、腎を元気にするのは黒豆や黒ゴマとされます。
そのため、普段から豆腐の味噌汁などを食べる習慣も水虚の解消に役立ちます。

まとめ
水虚とは体内の水が不足した状態です。
水虚による関節痛は慢性的で繰り返し起こるのが特徴です。
解消のためには水分補給や体を温める事が大切になります。
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