今日は関節を元気に保つための3つの生活習慣をご紹介します。
関節にやさしい動作、排泄リズムの整え方、そして太陽の光で自律神経を整える方法について解説します。
これらの日常のちょっとした工夫で、関節だけでなく心も体もスッキリします。
今回も東洋医学が大好きな東洋インサイド整体院院長の福原がお送りします。
関節にやさしい日常動作の工夫
関節に負担がかかるのは関節を大きく曲げる動作や急な動きなので、しゃがむ時などはゆっくり動くのが基本です。
特に重いものを持ち上げるときは両手で体の近くで支えて、ゆっくりとした動きで持ち上げましょう。
振り向く時などもゆっくりと行わないと背骨に大きな負担がかかるので、なるべく全身を使ってゆっくりと動きましょう。
また、長時間の同じ姿勢は関節の負担を増やすので、デスクワークなどでは定期的に立ち上がるのが大切です。
階段の昇り降りなどでも一段ずつ丁寧に動き、無理にスピードを出さない事も膝や股関節の負担を減らします。
関節というのはテコの力で大きな負担がかかるので、小さな工夫で関節の健康寿命は延ばせます。
排尿・排便のリズムを整える方法
関節を健康に保つポイントは気血水の巡りで、排尿や排便は気血水と深い関わりがあり、気血水の不足や滞りで排尿や排便に異常が出ます。
気の不足は出す力が弱い便秘が起こり止める力が弱い尿漏れとなり、気が滞るとストレスで力が抜けなくなり便秘となりガスが溜まりお腹が張ります。
血や水の不足は腸が乾燥して便が硬くなり、血の滞りでは出血や痛みを伴い、水の滞りでは下痢や頻尿が現れます。
東洋医学では排泄のリズムは気血水の巡りのバロメーターとなるので、規則正しい生活で排泄を整えることは気血水の巡りを高めます。
朝は白湯や常温の水をコップ一杯を飲んで腸を動きやすくして、野菜や海藻、豆類を食べてスムーズな排便を促しましょう。
また、普段からトイレを我慢せず、リズムを作ることが自律神経の安定にもつながり気血水の巡りが高まります。
太陽の光を浴びて自律神経を整える
関節の負担を減らすポイントは自律神経を整える事で、自律神経が乱れて交感神経が優位だと関節の動きは制限されます。
普段から緊張しやすい人ほど自律神経は乱れやすく、そのせいで筋肉が過度に緊張して関節痛の原因を作っています。
そこで自律神経を整えるのに大切な習慣が、朝に太陽の光を浴びて体内時計をリセットすることです。
朝のうちに15〜30分の散歩をしたり、窓際で光を浴びるだけでも体内時計がリセットされて自律神経が整いやすくなります。
すると精神を安定させるセロトニンが活性化して気持ちも前向きになり、過度な緊張はとれやすくなります。
また、自律神経のバランスが整い夜の睡眠の質が高まることで、関節が修復されて痛みにくくなります。
まとめ
関節にやさしい動作を心がけると関節は健康で長持ちします。
排尿や排便のリズムを整えると関節にもプラスの効果があります。
また、太陽の光は自律神経を整えて関節痛を予防する効果も期待できます。