身体に毒が溜まっていませんか?
「イライラしやすい」
「身体が痛みやすい」
「夜に痛みで眠れない」
そんな症状は東洋医学から見れば身体に毒が溜まっているかもしれません。
今回のブログを見ればタイプによって違う毒の溜まり方と、解決のための薬膳が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
気滞タイプの薬膳
頭に熱がこもる熱毒の症状は精神面や喉の詰まりなどが多いので、精神面を落ち着ける食材が必要となります。
精神面に効果があるのは香りのある柑橘類などで、オレンジやカボス、グレープフルーツなどがお勧めとなります。
気滞が起こる1番の原因は精神的なストレスで、身体が緊張する事で症状が悪化しイライラして情緒不安定になります。
身体は冷えのぼせの状態になっている事が多いので、頭の熱を下げるジャスミンティーや柚子茶などもお勧めです。
豆腐やトマトなど身体を潤して熱を冷ます食材も必要ですが、身体の冷やし過ぎには注意しましょう。
大切なのは熱を巡らして冷えのぼせの状態を解消する事なので、リラックスできる飲み物などをホットで頂くのがお勧めです。
血滞タイプの薬膳
血流が悪くなる血毒は身体の痛みが起こりやすく、刺すような痛みが慢性的に続き夜間に悪化するのが特徴です。
基本的に血毒による血滞は身体の緊張や水分不足が原因で起こるので、まずはしっかりと水分補給をする事が大切です。
血滞がいきなり現れる事は少ないので、身体をリラックスさせて潤す事が予防につながります。
身体の熱を冷まして潤すためにレタスやナスなどの夏野菜や、納豆や酢などの血流を高める食材がお勧めです。
また、血滞の解消には魚の脂が役に立つので、イワシやサンマ、鮭などは血滞の解消に役立ちます。
普段から緊張しやすい人はジャスミンティーやルイボスティーなどでの水分補給がお勧めです。
1週間の体質別デトックス献立例
東洋医学から見たデトックスするべき毒とは、水毒・血毒・食毒・熱毒の4毒で現代人に多いのは水毒と食毒です。
まず、食毒の解消に必要なのは夜ご飯を腹八分目にする事と、お酒を控えて水分補給を意識する事です。
お酒も少量なら問題ありませんが、多いと睡眠中に脱水状態を引き起こし血毒や水毒の原因となるので飲んだら水分も補給しましょう。
そして血毒や水毒の予防のために巡りを高める大豆や海藻類がお勧めなので、朝はワカメの味噌汁などがあると理想です。
昼は食毒を起こさないように消化酵素を含む大根やキャベツをメニューに取り入れ、量を食べたいときは昼食に食べましょう。
朝は排泄と栄養を意識したいので、リンゴやバナナ、キウイなどをヨーグルトと一緒に摂ると水毒と熱毒の予防になりお勧めです。
まとめ
気滞とは熱毒による冷えのぼせの状態で柑橘類がお勧めとなります。
血滞とは血毒による血行不良でジャスミンティーなどがお勧めです。
1週間の献立で大切なのは食べ過ぎや飲み過ぎを避けて水分補給をする事です。