あなたはいつも周りをパッと明るくする太陽のような存在。
声をかければ場が華やぎ、誰かが落ち込んでいればすぐに元気づける…そんな情熱と行動力を兼ね備えたのが「陽火タイプ」です。
ただ、その情熱はときに自分自身を焦がしてしまうことも…。
動きすぎ・しゃべりすぎ・考えすぎで、気づけば心も体もクタクタになってしまうのが陽火タイプの共通点です。
この記事では、そんな陽火タイプの魅力と強み、そして元気を長く保つためのヒントをお伝えします。
陽火タイプの特徴
陽火タイプは体温も血圧も平均より高く男性ホルモンが多めのタイプで、社交的で情熱的なのが特徴です。
興奮しやすいので熱量を持って周りを引っ張るリーダータイプで、心臓が強いので高いテンションを維持できます。
心臓は明るくエネルギッシュな行動力を象徴し、好奇心旺盛で直感的な行動が目立ちます。
熱しやすく冷めやすい面もありますが、好奇心の強さから何にでも挑戦するタイプです。
人と関わるのを好み、派手なことが好きなので男女ともに恋愛を好みます。
健康な時は感情表現が豊かで人に安心感を与えますが、弱ると感情の起伏が激しく無気力になります。
起こりやすい不調
陽火タイプに起こりやすいのは循環器系のトラブルで、交感神経が優位になり過ぎる事で動悸や息切れ、心不全などを起こしやすくなります。
また、不眠になりやすいせいで情緒が不安定となり、不安感や焦燥感が強くなるのも特徴です。
熱がこもると人よりも顔が赤くなりやすく、強いのぼせや喉の渇きも感じるようになります。
基本的に人よりも体力があるので無理をしがちで、疲れたという感覚が無い人が多くいます。
無理をして頑張っていると身体の水分が不足するようになり、脱水状態を引き起こして倒れる事もあります。
そうなると慢性的な疲労感がとれなくなり、無気力でうつ状態となるので注意が必要です。
陽火タイプの養生法
陽火タイプが元気になるには、体温を下げて落ち着く時間と睡眠の時間を確保する事です。
体温が高い状態は元気ですが消耗が激しいので、座禅や瞑想などの心を落ち着ける時間が大切になります。
心を落ち着けて体温を下げる効果があるのが緑茶で、陽火タイプの人は少し冷たい緑茶をゆっくり飲むのもお勧めです。
陽火タイプは体力と好奇心から何でもやりたがりますが、精神を安定させるにはする事を減らして出来ることに集中する事が大切になります。
心を整える食材には精神を安定させる作用があるウーロン茶や紅茶などがあります。
不眠や集中力・意欲が低下する時には、心臓の栄養となる牡蠣やハツ、鶏卵、ヒジキなどがお勧めとなります。
まとめ
陽火タイプは情熱的で体力があり皆を引っ張るタイプです。
頑張れる分だけ心臓に負担をかけやすいのが特徴です。
心臓の薬膳は精神を落ち着ける緑茶や心を助ける鶏卵や牡蠣などです。
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