アレルギー体質を変えるには呼吸が重要だと知っていますか?
「喘息で呼吸が辛い」
「薬を飲み続けている」
「一生付き合っていくと思っている」
喘息などのアレルギーは呼吸で変えられます。
今回のブログを見ればアレルギーを解消する呼吸法と、喘息が楽になった人の体験談が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
呼吸を深めるストレッチと気功
呼吸を深めるのにポイントとなるのは横隔膜と胸や首周りの筋肉になり、呼吸を深くするにはまずは横隔膜ほぐしがお勧めです。
仰向けに寝て両手を肋骨の下に当て、息を吐くときに軽く押して吸う時には緩めるのを朝昼晩と10回ずつくらい行うと横隔膜が緩みます。
次は肩甲骨を寄せるストレッチで、腰の後ろで両手を組み息を吸いながら頭は上を向き組んだ両手は挙げていきます。
肩甲骨を寄せるように息を5秒ほど吸いながら伸ばし、大きく息を吐きながら元の姿勢に戻るのを5回ほど繰り返します。
気功の呼吸法のポイントは姿勢を整えて深い呼吸を行い意識を呼吸に集中する事で、あぐらなどの楽な姿勢で座り背筋を伸ばして座ります。
丹田(おへその下あたり)を意識して息を吸う時に丹田に空気が溜まるようにして、4秒かけて鼻から息を吸い、7秒間息を止め、8秒かけて口から息を吐き出すのを10回ほど行います。
長年の喘息が落ち着いた人の話
子供の頃から喘息に悩んでいた人の体験談で、喘息から解放された決め手は生活習慣の見直しとストレッチや呼吸でした。
まずは睡眠をしっかり取って、寝室を徹底的に掃除して加湿したとの事です。
そして自分の体質を見極めた薬膳を実践し、漢方薬なども併用して続けられました。
そして軽いウォーキングやストレッチをしながら、気功の呼吸を1年ほど続けて効果を実感されたそうです。
「気がつけば発作で苦しくなることが無くなった」との事で、さらに「以前は季節の変わり目に必ず寝込んでいたが平気になった」との事です。
「完治ではないもののコントロール出来るようになった」という感覚があるので、精神的にもずいぶん楽になったそうです。
大切なのは自分の体質を知って適切な対処をする事で、毎日の生活を丁寧にする事を続けたのが決め手だったようです。
アレルギーは変えられる、呼吸を変えよう
喘息に限らず東洋医学ではアレルギーの根本的な原因は呼吸だと考えています。
呼吸は肺の状態を左右して、肺の状態が悪くなることで様々なアレルギーの原因を作ります。
肺の状態は色々とあり対処は変わりますが、まずは原因となる呼吸を変える事が最も大切になります。
もちろん、呼吸だけでなく食事や運動に睡眠なども重要で、体質に合わせた対処も必須です。
ですが、まずは呼吸を深くする事で他の努力もより効果がアップするので呼吸が基本となります。
大切なのは深い呼吸をする事で、結果として自律神経を含めた気血水が整う事でアレルギー体質は変えられるのです。
まとめ
気功の呼吸をする前にストレッチをするのも大切です。
体質に合わせてきちんと続けることで効果は実感できます。
大切なのは呼吸を深くして肺の状態を整える事なのです。