自律神経と東洋医学の「未病」という考え方

なんとなく不調を感じていませんか?

「体調がすぐれない」

「疲れやすい」

「眠れない」

そんな状態が続くのは未病かもしれません。

今回のブログを見れば東洋医学の未病という考え方と、未病を解消するための方法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

自律神経と東洋医学の「未病」という考え方

未病とは病気ではないが健康とも言えず、健康診断などで異常が見られないが不調を感じている状態です。

何となく体調が優れなかったり、疲れやすいなどの自覚症状はあるものの明確な原因が見つからないのが未病です。

多くの場合で自律神経の働きが弱っていて、その背景には精神と肉体の両方に過度なストレスがかかっています

そのため健康診断の数値には問題が無くても、血流が悪かったりきちんと眠れていなかったりします。

東洋医学では未病の段階での対処が重要と考えているのは、未病の段階なら元気になるのが早いと言えます

逆に未病の段階を甘く見て、放置していると病気になり入院するリスクも発生します。

気・血・水のバランスからひも解く不調の原因

東洋医学で健康な状態とは気血水が十分にあって常に巡っている状態で、自律神経が整っている状態です。

気とは身体を温め動かし血と水を巡らすエネルギーで、水は熱を冷まして身体を休めるために巡っています

血は気にも水にもなる原料であり、食事や睡眠が十分であれば補給をする事が可能です。

逆に食事や睡眠が不十分だと血の不足から気も不足するようになり、気血水の巡りが不十分なことから自律神経が乱れます。

未病とは気血水が不足しているか、巡りが不十分なために自律神経が乱れて現れる不調なのです。

未病の状態を解消するというのは血を補充する事であり、気血水をきちんと巡らせるという事になります。

睡眠の質を上げたい

未病の状態を解消するために始めたいのが睡眠の質を上げる事で、睡眠の質を高めるには適度な運動が必要です。

日中に身体を動かすと身体が温まって血流が高まり、身体が休息を必要とするから睡眠も深くなります

身体が温まる時間がないと筋肉は硬くなり、筋肉が硬い状態だと熟睡は出来ず自律神経が乱れやすくなります。

そして睡眠は血を作る時間となるので、他の臓器には血液が流れ過ぎないようにすると睡眠の質が高まり自律神経が整います。

そのため寝る前の食事は控えめにするか3時間前には食事を終えておく必要があり、睡眠中は消化にエネルギーを使わないのがポイントです。

また、脳が冴えた状態だと睡眠の質が下がるので、寝る30分前にはスマホなどは止めてストレッチなどをする時間を作るのが理想です

まとめ

未病とは自律神経の働きが弱っている状態です。

東洋医学では気血水の不足か巡りが悪い状態と考えます。

大切なのは睡眠の質を高めるために日中の運動と寝る前のストレッチなどになります。

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祝日はお休みです。

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