季節の移り変わりで疲れが溜まっていませんか?
「梅雨は身体がだるい」
「残暑もばてている」
「年末に体調を崩す」
季節の移り変わりで体調を崩すのは生活に問題があるかもしれません。
今回のブログを見れば季節の移り変わりで疲れる原因と、対処するための食生活が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
季節ごとの疲れやすさに対応する生活術
季節ごとに疲れる原因は色々ありますが、季節の移り変わりで問題となるのが寒暖差疲労です。
季節の変わり目などで気温の変化が大きくなると、身体は体温を調節するために自律神経を働かせます。
身体が気候に慣れてくれば自律神経は省エネで働けますが、急に寒くなったり暑くなったりすると自律神経は過剰に反応します。
自律神経が過剰に働くことでエネルギーの消費が激しくなり、身体は栄養不足となって疲労感が強くなるのです。
自律神経は自動で働きますが、栄養が不足した状態では働けないので栄養の補給は重要になります。
また、自律神経の負担を減らすために、服装で体温の調節をしたり適度な運動で血流を高める事も大切になります。
避けたいNG食材と疲れやすい食生活
自律神経の働きを助けるのは睡眠と運動に規則正しい食生活で、生活のバランスが乱れていると自律神経の負担が大きくなります。
特に食事面で避けたいのが季節外れの食材で、食材には旬があり体温調節を助けるものが多くあります。
夏が旬の野菜や果物は身体を冷まし、冬が旬の野菜や果物は身体を温めます。
最近では通年で様々な食材が出回っていますが、季節外れの食材は基本的にNGとなります。
もちろん、冬なら温めて食べればマシですし、夏なら冷やして食べたら身体の負担は少なくなります。
それでも基本的には旬の食材を意識した食生活が、寒暖差疲労などを引き起こさないためには効果的なのです。
滋養作用のある食材
寒暖差疲労などで栄養不足となった自律神経を元気にするのが滋養のある食材で、東洋医学ではナツメや山芋などが生薬としても重宝されています。
そんな滋養食材にも旬があり、ナツメなら夏から秋で山芋なら秋から冬が旬になります。
他にも腎を補う黒い食材である黒ゴマなら秋で、黒キクラゲは梅雨から残暑の湿度の高い時期が旬となります。
海産物にも旬があり、滋養作用の高い牡蠣なら冬が旬の真牡蠣と夏が旬の岩牡蠣があり、春ならカツオやタイがあります。
肉類でも牛肉や豚肉は脂がのりやすい秋から冬が美味しいと言われ、その中でも滋養作用が高いとされるのがレバーです。
また、薬膳で重宝されるのが参鶏湯に使われる鶏肉で、鶏肉は比較的に一年を通して美味しく胃腸に優しく身体の回復を促してくれます。
まとめ
季節の移り変わりで疲れが溜まるのは自律神経が働き過ぎるからです。
NGな食材としては季節外れの野菜や果物があります。
身体を滋養する食材にも旬があるので意識して食べると効果がアップします。
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