アレルギーの原因となる肺気虚のセルフチェック

アレルギーの原因が肺の弱りだと知っていますか?

「呼吸が浅くなる」

「咳や痰が出やすい」

「風邪を引きやすい」

こんな状態は肺気虚が起こっているかもしれません。

今回のブログを見ればアレルギーの原因となる肺気虚の特徴と、肺気虚を解消する薬膳や生活習慣が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

肺気虚のセルフチェック

アレルギーの原因となる肺気虚とは肺の機能が低下して深い呼吸が出来ず、浅い呼吸を繰り返す事で喉の粘膜が潤いを失い炎症を起こしやすくなった状態です。

喉で炎症が起こると水っぽい痰が増える事で咳が出やすくなり、炎症が起こる事で喉の粘膜が腫れて呼吸が浅くなる悪循環に陥ります。

喉の炎症が続くと声が出にくくなり疲労感を感じ、さらに免疫力が低下する事で風邪を引きやすくアレルギーを起こしやすくなります

また、肺気虚では皮膚呼吸の機能も低下する事で体温調節が上手くできず、過度の汗をかいたり皮脂が不足する事で肌が乾燥します。

普段から肺気虚を起こしやすい人は

  • 咳や痰が多い
  • 疲れやすく風邪を引きやすい
  • 大量の汗をかく

などの特徴があり、心当たりがある人は肺気虚の可能性が高いと言えます。

肺気虚の薬膳

肺は冷える事で機能が低下し、炎症が起こる事で余計に息苦しさを感じ呼吸が浅くなります。

回復を促すには深い呼吸をする必要があるので、肺気虚の薬膳は気を補い身体を温める食材を選びます

身体を温めるのはジャガイモや山芋などのイモ類や、鶏肉や豚肉に鰻などがあります。

効果的に身体を温めるには消化を効率的に行い胃腸の負担を減らす必要があるので、生姜や山椒などのスパイスもお勧めです。

肺の機能を高める食材にはサバがあり、肺を潤して呼吸を助ける食材には梨や桃があります

基本的に冷たい物や生ものは避けて、身体を温める事が肺気虚を解消するポイントになります。

東洋医学の「肺を強くする」習慣

肺の機能を高めるのに必要なのが肺活量のアップで、そのためにまずは速めのウォーキングや階段の昇り降りで息を切らす事が大切です

息が切れる事で深い呼吸がしやすくなり、普段から深呼吸を意識して行う事で肺の隅々まで酸素が入ります。

また、呼吸をする際は鼻から吸って口から吐く事を心がける事も、肺を乾燥させないためのポイントになります。

呼吸は身体が冷えて乾燥する事で浅くなるので、普段から身体を温める習慣や白湯を飲む習慣も大切になります。

呼吸器を潤す食材は梨やミカンなどの果物が多いので、果物ジュースでの水分補給もお勧めです。

精神的なストレスも呼吸に悪影響を与えるので、普段から睡眠時間を確保して心身を整える事も肺の機能を高めるのに大切になります

まとめ

肺気虚は呼吸が浅くなり炎症を起こす原因となります。

肺気虚を解消するには身体を温めて潤す食材となります。

肺を強くするには息切れするくらいの運動と睡眠になります。

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