消化不良の原因と症状を知っていますか?
「胃もたれがする」
「吐き気がする」
「下痢しやすい」
こんな症状が多い人は消化不良を起こしているかもしれません。
今回のブログを見れば消化不良を起こしやすい気虚体質と原因、対処法が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
気虚とは?
気虚タイプの人は代謝が低いので体温が低く、内臓の機能も低く消化不良を起こしやすい傾向にあります。
そのため気虚の人は回復力も低くて疲れやすく、胃腸の機能も低いので量を食べる事が難しくなります。
気虚は生まれつきの体質という面もありますが、大人になってからは運動不足と睡眠不足で代謝が低下している事も原因となります。
特に胃腸が気虚を起こしている人は食べ過ぎの傾向があり、自分の許容量を超えて食べている場合が目立ちます。
単純な量の問題だけでなく、偏食で酵素などが少ない食事をしていると余計に胃腸に負担がかかります。
また、偏食で栄養が不足している場合にも気虚は起こりやすくなってきます。
気虚体質の胃腸とは
気虚となっている人の胃は多くの食事を入れられないので、すぐに満腹になってしまいます。
また、消化液の分泌が不十分なために胃もたれしやすくなり、油物などは苦手になってきます。
普段から吐き気や腹痛が多い人は油物などが許容量を超えている事が多く、小腸での油の処理が不十分なことが多くあります。
消化が不十分だと食べた物が長く残るので食欲不振の原因となり、長く残った食物は腐敗してお腹にガスを溜めてオナラの回数が増えてきます。
消化が不十分な時ほど軟便や下痢を起こしやすく、下痢をすると体力が奪われて余計に気虚が悪化する悪循環となります。
大切なのはきちんと栄養を消化吸収して、胃腸にエネルギーを与えて気虚を解消する事です。
気虚体質の食事法
気虚を解消するには補気類と呼ばれる食材が必要で、補気類に多いのは炭水化物を多く含む豆類や芋類、ご飯などになります。
基本的に消化しやすい食材を選び、あっさりとした味付けにする事が気虚を解消するポイントです。
特に豆類や芋類は消化酵素を含んでいるので胃腸の負担が少なく、ご飯ものは日本人の腸内環境にも適しています。
他にも油物が平気な人は豚肉や牛肉なども代謝を高めるのに効果的で、中でも鶏肉は最も消化しやすいので胃もたれしやすい人にもお勧めです。
また、消化酵素を多く含んだ食材を選ぶことも大切で、消化酵素が多いのはキャベツや大根、玉ねぎにトウモロコシがお勧めです。
消化不良を防ぐためには大食いや早食いを避けることも大切で、普段からよく噛むことも気虚の解消につながります。
まとめ
気虚体質は代謝が低い事で起こる内臓の機能低下です。
胃腸が気虚になると消化不良を起こし食べられなくなります。
気虚を解消するには食べ過ぎを減らし消化しやすい食事を選ぶことです。
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