身体がだるくて動けなくなったことはありますか?
「立ち上がるとめまいがする」
「なかなか起きられない」
「何度も二度寝する」
こんな状態は血糖値が乱れているかもしれません。
今回のブログを見れば血糖値が身体に与える影響と、安定させるための生活習慣が分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。
血糖値とは
血糖値とは血液中に含まれる糖質を数値化したもので、糖質は脳や筋肉、神経細胞などのエネルギー源となります。
不足すれば細胞の働きが悪くなりますが、血糖値が高すぎると血管が壊れやすくなったり詰まりやすくなったりします。
血糖値の正常値は空腹時で70~100mg/dLで、食後でも140mg/dL未満が正常値とされます。
他にもHbA1cは直近1〜2か月の血糖値を平均した数値で、基準値は5.5%となり6.5%以上で糖尿病が強く疑われます。
血糖値は眠気と関係があり、食後に強烈な眠気を感じる場合は血糖値スパイクと呼ばれる血糖値の急激な低下が起こっています。
血糖値スパイクは偏食や早食い、不規則な食事などの食生活が原因で起こりやすくなります。
倦怠感の正体
血糖値スパイクと副腎疲労症候群は密接に関連しており、互いに悪影響するのが特徴です。
過剰なストレスが長期にわたってかかると、副腎から分泌されるストレスホルモンのコルチゾールの分泌が低下します。
コルチゾールは血糖値を高める作用があるので、不足すると血糖値が安定しなくなり低血糖を起こしやすくなります。
低血糖になると強い眠気やだるさを感じ、集中力の低下などの副腎疲労の症状が現れます。
低血糖の状態になると身体は交感神経を刺激して身体を覚醒しようとするので、不眠の状態となり寝汗や歯ぎしりを起こします。
不眠になる事で倦怠感は強くなり、睡眠不足が続くとコルチゾールが過剰になり副腎疲労のリスクを高めます。
生活習慣
血糖値スパイクを避けて副腎疲労のリスクを減らすのに大切なのが正しい食生活です。
血糖値スパイクを起こさないために必要なのが、よく噛んで食べる事と腹八分目の食事量です。
もちろん野菜や魚などを可能な限り普段の食事に取り入れる事も大切ですが、それ以上によく噛んで腹八分目にする事は大切です。
また、野菜を先に食べたり食物繊維の多い根菜類を優先して食べる習慣も効果的です。
そして間食での甘い物を可能な限り減らす事も大切で、食べるとしても果物なら食物繊維も少し含んでいます。
食事を抜いたり、寝る前に食べたりする習慣も避けていくと血糖値が安定して副腎疲労のリスクは下げられます。
まとめ
血糖値は身体の調子を左右する大切な数値です。
血糖値スパイクが起きやすいと副腎疲労のリスクは高まります。
血糖値スパイクを予防すれば副腎疲労のリスクも下げられます。
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