年齢とともに胃もたれを起こす偏食の危険性

年齢とともに胃もたれしやすくなっていませんか?

「食べられなくなった」

「後で苦しくなる」

「下痢をする」

こんな状態は普段の食事内容が原因かもしれません。

今回のブログを見れば偏食による問題点と、問題を簡単に解決する方法が分かります。

今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします。

偏食の問題点

身体の代謝は10代をピークに20代以降は低下する傾向にあり、消化機能なども徐々に衰え胃もたれなどは起こりやすくなります。

そのため平気だった食生活も堪えるようになってくるので、偏食を続けている人ほど消化不良や便秘に下痢などの問題が起こるようになります

食べ過ぎや早食いも身体にとって負担ですが、偏食による栄養バランスの偏りは胃腸の負担となるだけでなく筋肉量の減少や認知機能の低下も引き起こすのです。

特に野菜の不足は食物繊維に加えて、ビタミンやミネラルなどが不足しやすくなり年齢とともに生活習慣病のリスクも高まります。

加えて意識したいのが酵素で、新鮮な野菜に含まれる消化酵素は消化を助けるだけでなく胃腸の負担を減らします

普段から偏食で野菜不足の人は酵素不足で、消化するだけでも多くのエネルギーを必要として胃もたれなどを起こしやすくなるのです。

大切な生活習慣

野菜を食べる時には皮ごと頂くのがお勧めで、皮にはファイトケミカルなどの栄養素が多く含まれておりサプリなどで補うには多くの種類を飲む事になります。

例えばリンゴの皮に含まれるペクチンは水溶性食物繊維で、血糖値やコレステロール値の上昇を抑えて腸内環境も整えます

人参の皮に多く含まれるβカロテンは体内でビタミンAに変換され、胃腸の粘膜を作ったり抗酸化作用で機能低下を防いでくれます。

また、皮ごと食べる習慣は咀嚼の回数を増やす事にもつながるので、唾液の分泌を促す分だけ胃腸の負担を減らしてくれます。

炭水化物を分解する消化酵素を含んでいる大根も皮の方が多く含まれており、さらに血液をサラサラにするファイトケミカルも皮に含まれます。

そのため、普段から無農薬の野菜などを選んで野菜の皮を食べる習慣は、サプリなどを飲む習慣よりも効果的なのです

手軽に栄養摂取する方法

偏食で好き嫌いが多い人にも手軽に栄養をとれるのが野菜ジュースで、特に丸ごと絞っている野菜ジュースであれば皮の栄養も摂取できます。

ですが多くの野菜ジュースでは皮の栄養は含まれていないので、野菜ジュースを購入する際には皮ごと使用のものを選びましょう

また、野菜ジュースによっては塩分や砂糖が使われているものも多いので、なるべく不使用のものを見つけましょう。

また、お勧めなのは野菜スープで、外食などでも野菜スープなどを意識して摂取するのが大切です。

気をつけたいのが脂溶性ビタミンと呼ばれるビタミンA・D・E・Kなどで、油と一緒に摂取しないと吸収率が下がります

そのため、野菜スープも野菜ジュースもオリーブオイルなどを垂らして摂取する事で、不足した栄養素を吸収しやすくなります。

まとめ

加齢に伴い徐々に胃もたれは起こりやすくなります。

偏食は野菜の栄養が不足しやすく胃腸の負担を増やします。

手軽に摂取できるのが野菜ジュースや野菜スープになります。

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