指の腫れや痛みに悩まされていませんか?
「指が痛いからシップをしている」
「腫れているからテーピングで押さえている」
「痛み止めを飲んでいる」
こんな対処療法では根本的な解決は望めません。
今回のブログを見ればヘバーデン結節の根本的な原因から解決法まで分かります。
今回も東洋医学が大好きな鍼灸あん摩マッサージ指圧師の福原がお送りします
ヘバーデン結節の原因
ヘバーデン結節による指の痛みや腫れを悪化させる原因として血流の悪さがあり、お酒や甘い飲み物は血流を悪化させます。
お酒を飲む人は水分不足にも注意で、身体が水分不足の状態では血流が悪くなります。
アルコールには利尿作用があり身体から水分を排泄させることに加え、アルコールの分解の際に多量に水分を必要とするので二重に水分不足を加速させます。
甘い飲み物は吸収されやすく急激に血糖値を高めるので、水分は補給していても血流は悪くなります。
また、甘い飲み物を習慣的に飲んでいると血糖値のコントロールが下手になり、インスリンが効きにくくなる事で余計に指は腫れて痛みやすくなります。
お酒以外にもカフェインにも同じ作用があるのでお酒を飲まなくても、コーヒーを一日に3杯以上は飲む人は水分も意識して飲む必要があります。
東洋医学から見た問題点
東洋医学ではヘバーデン結節の原因に水分不足の水虚と身体がむくむ水滞があると考えているので、水分の摂り方は特に重視しています。
基本的には体重の3%くらいの水分を1日に摂るのが理想ですが、汗をかく夏は増やして冬は少し減らすのが基本です。
また、身体が冷えても血流が悪くなるので、水分を摂るなら夏でも常温で冬ならホットで飲むのが理想です。
どんどんと水分を摂って尿を排泄するのが大切で、水溶性の老廃物を排泄した方が水滞は解消されやすくなります。
水虚になりやすい人は筋力不足が隠れているので、普段から運動をしておくことも大切なのです。
普段から水分を摂る癖がつくと喉の渇きに敏感になり、汗をかく習慣があれば普通の水でも飲みやすくなってきます。
お勧めの飲み物
水分を摂るのは水以外でも大丈夫ですが、水以外だと他の成分も入るので適度に補給するのが大切です。
どんなに身体にいい成分でも摂りすぎれば身体には毒となりますが、ルイボスティーなどは水滞の解消に効果的なので適量ならお勧めです。
ただし、効果があるお茶ほど摂りすぎには注意で、あくまで不足した成分を摂るから薬となるのであって過剰に摂れば毒となります。
ルイボスティーは紅茶のような見た目ですがノンカフェインで、フラボノイドが豊富で水分代謝を高めて老廃物の排泄を促します。
さらに豊富なミネラルを含み、マグネシウムやカリウム以外にも必須ミネラルなどを豊富に含み、便秘の解消にも効果的です。
そんな嬉しい効果のあるルイボスティーですが飲み過ぎは下痢などの原因になるので、基本は1日に500mlくらいがおすすめです。
まとめ
ヘバーデン結節の原因となるのはお酒と甘い飲み物です。
東洋医学ではヘバーデン結節の原因を水虚と水滞としています。
そこでお勧めの飲み物はルイボスティーですが、1日に500mlくらいにして後は水で補給しましょう。