和田アキ子さんも手術になった変形性膝関節症

膝の痛みに悩んでいる人は多くいますが、膝の痛みを甘く見て我慢していませんか?

「膝の痛みを感じている」

「立ったり座ったりが大変だ」

「かばって動いていたら逆側も痛くなった、、」

こんな経験はありませんか?これは膝の痛みを我慢していた和田アキ子さんの実体験です。

変形性膝関節症は痛みを我慢したせいで悪化して起こります。

こちらでは膝の痛みが悪化して手術になった和田さんの経緯と予防のためにやっておきたい事を紹介しています。

当ブログでは東洋医学に基づいて身体のバランスをとって変形性膝関節症を解消する方法を紹介しているので、良かったら最後までお付き合いください。

和田アキ子さんは手術になった

変形性膝関節症を患った事で有名なのが和田アキ子さん(74)です。

和田さんは外側の軟骨がすり減った末期の膝関節症と診断され、人工膝関節置換術の手術を受けられました。

我慢しすぎて骨がぐちゃぐちゃになっていたとの事で、初めは左膝が悪かったもののかばっている内に右膝も痛めたとの事です

膝だけでなく股関節の痛みもあり動くのも大変なので、人といるのが楽しくなくなり家にこもりがちだったそうです。

2022年の8月に膝をかばっている内に左の股関節を傷めて我慢していると、2023年の3月には右の変形性膝関節症になっていたそうです。

それから2023年の9月には膝を手術して、2024年の1月には股関節を手術するというかなり早いペースで行われました。

リハビリは手術の翌日から始まり、元々の頑丈さと本人の頑張りもあって驚異的なスピードで良くなったそうです。

変形性膝関節症とは

通常であれば高齢の方が手術をしても思うように回復はしません。

和田さんのように回復が早い人は例外で、多くの場合は加齢に伴いリハビリの回復には時間がかかるようになります

変形性の膝関節症とは膝関節の軟骨がすり減り関節に炎症や痛みが生じている状態で、膝の軟骨は再生の速度が非常に遅いのに加えて加齢により再生速度はさらに遅くなります。

そうすると膝にかかる負担から骨を守れなくなり骨が変形していきます。

日本人には元々O脚の人が多いので、変形は主に膝の内側で起こりやすくなります。

変形性関節症は女性に多く40代後半より徐々に始まり、60歳以上の女性では約4割ほどの人が変形性膝関節症だと言われるので早めの対処が肝心なのです

股関節が膝を守っている

変形性膝関節症が多い欧米では、主な原因の多くが食べ過ぎや運動不足による肥満です

和田さんの場合はお酒の飲み過ぎが原因の一つと考えられており、肥満という訳ではありませんが運動不足も問題になっていたと考えられます。

40~50代で一時的に膝や股関節の痛みが出現した場合でも、しっかりと運動と体重管理を行うことで問題なく老後を過ごせるようになります

大切なのは股関節周りの運動になるので紹介していきます。

やり方)

まずは大腰筋を伸ばします。

  1. 足を前後に開く
  2. 両手をバンザイする
  3. 上半身を反らす

膝の負担を減らすのに膝の曲げ伸ばしは必要ありません。

そもそも膝が腫れているのに深く曲げるような体操は出来ませんから。

次に大殿筋を伸ばしましょう。

  1. 足を肩幅より広く開く
  2. 股関節から曲げて足先に手を伸ばす
  3. 上半身を起こして肩甲骨を寄せて後ろに反らす

姿勢が悪くなる原因は主に大殿筋です。

デスクワークが多かったり運動不足だったりする人は大殿筋が硬くなり姿勢が歪みます。

時間があればウォーキングをするか大殿筋の体操をしましょう

まとめ

膝の痛みを我慢していると他の関節も痛めやすくなります。

我慢をし過ぎて膝の軟骨がすり減ると関節の変形が始まります。

大切なのは普段から股関節周りを動かして膝の負担を減らすことです。

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