「首の痛みが強い」
「手に痺れが出ることがある」
「徐々に症状が悪化していて怖い」
こんな悩みを抱えていませんか?
これらの症状は頚椎ヘルニアで起こります。
こちらでは芸能人のヨシキさんが患った頚椎ヘルニアの症状と対処法について書いています。
頚椎ヘルニアとは
過去にエックスジャパンのヨシキさんが持病の頸椎椎間板ヘルニアの悪化により手術したことを告白しました。
頚椎ヘルニアにより手や腕に麻痺、強度のしびれなどの症状が表れていたとの事です。
病院での精密検査の結果は頚椎椎間孔狭窄症によるC5-C6の椎間板ヘルニアで、ヘッドバンキングなども原因となりますが加齢によっても起こりやすくなります。
狭窄症とは関節の動きが悪くなることで神経を圧迫する状態で、ヘルニアとは関節のクッションである椎間板が飛び出した状態です。
この状態を放置していると、神経麻痺などから日常生活もままならない状態に陥るのです。
頚椎ヘルニアの手術とは
病院での手術は圧迫された神経を解放するために行うのですが、長期間にわたって圧迫されていた神経が変化していると神経障害により痺れが残ることがあります。
神経の回復には個人差がありますが、軽症であれば1ヶ月以内に回復し、中等症であれば1~3ヶ月程度、重症であれば3~6ヶ月で回復する見込みがあると言われます。
6ヶ月を超えても回復しない場合は後遺症が残る恐れがあり、術後から2年経つと症状が固定されると言われます。
基本的に症状が軽ければ手術をしなくても、筋肉を緩めて血流を高めれば症状を解消することは可能です。
神経の回復を助けるには一定量の血流が必要であり、回復を助けるビタミンB12などの栄養も必要となります。
ビタミンB12は末梢神経を構成する核酸やリン脂質を増加させ、神経を修復する作用があるのです。
血流を高めるには
ビタミンB12などの栄養をとっても、首周りの血流が悪いままでは神経の修復は促されません。
血流を高めるには筋肉を揉んだり伸ばしたりするのが基本ですが、首回りには脳に送る大切な血管や神経があり首回りの筋肉は薄いので強く刺激するのは危険です。
刺激する時は軽めを意識して天柱(てんちゅう)や風池(ふうち)などのツボを狙って刺激しましょう。
どちらも後頭骨の際にあるツボで骨の外側すぐの窪みが天柱で、次の窪みが風池となるので、
- 正面を向いて指で押さえる
- 押さえた状態で上を向く
これを軽めに繰り返すことで血流が高まり神経の回復を促します。
首周りの筋肉の緊張を緩和すれば神経の圧迫を解消できるので、頚椎ヘルニアの予防や解消に役立ち首コリの症状の解消にも役立ちます。
まとめ
頚椎ヘルニアは悪化すると手の痺れや麻痺が起こります。
症状が悪化するまで放っておくと手術となり、手術をしても症状が残るリスクがあります。
大切なのは症状が軽いうちから早めに首周りの血流を高めておくことです。
⇒頚椎ヘルニアからの解放!大阪市北区で東洋医学の整体が受けられます